熱血ロボタクティカルRPG『NITRO GEN OMEGA』早期アクセス配信開始。死んでしまえば二度と戻らない、傭兵パイロットたちのカスタマイズメカバトル
Beep Japanは6月18日、『NITRO GEN OMEGA』の早期アクセス配信をSteamに向けて開始。7月2日まで定価の10%オフで配信中だ。

Beep Japanは6月18日、『NITRO GEN OMEGA』の早期アクセス配信開始を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。価格は税込2750円。早期アクセス配信開始を記念して、7月2日まで10%オフの税込2475円で配信中だ。
『NITRO GEN OMEGA』は、人類と機械が戦う世界を舞台にしたタクティカルRPG。人類は機械との戦争に敗れ、唯一残った巨大な柱の上に建設された都市と前哨基地で生きていた。人々は、これまで暮らしていた旧世界にある食料や物資などを確保し、生き延びていた。本作では、プレイヤーは都市からの依頼を受ける傭兵たちの指揮官を務めることになる。自分のメックを作って、パイロットを雇い、移動式の拠点でとなる飛行船で仲間たちと傭兵仕事を繰り広げていく。
本作の過酷な地で活動するために、メックと呼ばれる巨大メカを使用する必要がある。メックは複数のパーツから構成されており、入手したパーツを組み合わせてカスタマイズすることが可能。メックパーツはさまざまなパラメーターが設定されていて、バランスを考えて組み合わせる必要があるようだ。なお、パーツの中には見た目を変えるものや、メックの色を変えるペイントなども含まれている。

くみ上げたメックと共に地上で活動しているうちに、敵である機械と遭遇し戦闘になることも。本作はタイムライン制バトルを採用しており、「作戦フェーズ」と「実行フェーズ」を繰り返すかたちで展開していく。作戦フェーズでは、メック内のシステムを分担したドライバー、エンジニア、ガンナー、オペレーターの4人に指示を出して、どんな行動をおこなうかを決めていく。
4人のパイロットはそれぞれ役割が与えられておりドライバーはメックの移動のほか、近接攻撃やガードを担当する。エンジニアは冷却剤の展開やミサイルのリロード、メックの熱レベルの管理など、サポート的な役割だ。ガンナーは銃やミサイルなど兵装を使った攻撃をおこない、オペレーターは敵がタイムライン上でどんな行動をするのか探るスキャンをし、行動を考える手助けとなる役割を果たす。
そして、実行フェーズで作戦フェーズの中で計画した行動が実際におこなわれる。本作はキャラクターや世界がトゥーンレンダリングの3DCGで描かれている。実行フェーズも同様で、まるでアニメのように作戦を立てた行動が3Dアニメーションで繰り広げられていく。
なお、戦闘においてパイロットが怪我をしたり戦死したりすることもあるそうだ。また、想定外のピンチに陥ったパイロットは指示を無視して行動することもあり、士気の管理も重要になっている。
指揮官たちが旅をする飛行船では、パイロットたちの絆を深めることができる。機械との遭遇戦を乗り越えることでアクティビティポイントが手に入り、そのポイントでパイロットたちにさまざまなアクティビティをおこなわせることが可能。料理を作って戦闘能力を向上させたり、トレーニングや読書でスキルを向上させたり、バトルを優位に進めるのに役立つことだろう。また、飛行船で荒れ地を探索することで新しいアクティビティをアンロックすることもあるそうだ。

ちなみに、本作にてメックに乗るパイロットたちはプロシージャル生成でランダムに生み出される。どれくらいのバリエーションがあるのか明らかになっていないものの、同じキャラクターに出会う可能性は低そうだ。そのため、毎回プレイするたびに違ったドラマが描かれていくことだろう。

なお、本作は3か月から最長1年程度の早期アクセス配信を予定しているという。フルバージョンに向けて、新しいアクティビティや敵、新しいメックの追加のほか、現時点では未収録となっているメインクエスト導入の準備を進めているそうだ。ちなみに、Steamストアページによると、本作はマルチプレイを前提に開発しているとのこと。どんなかたちになるのかは不明であるものの、製品版ではマルチプレイで友人とメックでのバトルが楽しめるのかもしれない。
『NITRO GEN OMEGA』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。価格は税込2750円のところ、7月2日まで早期アクセス配信開始を記念して10%オフの税込2475円で配信中だ。