『Wizardry(ウィザードリィ)』版権元が“もっとIP活用してもらってOK”と宣言。ゲームからグッズ・イベントまで、パートナー募集で幅広く新展開へ

ドリコムが6月16日、『Wizardry(ウィザードリィ)』のライセンスを活用したビジネスを共に創造するパートナー企業を募集することを明らかにした。

ドリコムは6月16日、『Wizardry(ウィザードリィ)』のライセンスビジネスページを開設したと発表した。同IPブランドについての情報を掲載し、ライセンスを活用したビジネスを共に創造するパートナー企業を募集するとのこと。

『Wizardry』は、1981年から続くRPGシリーズだ。パーティー編成や迷宮の探索、モンスターとの戦闘、キャラクター成長などの要素を特徴とし、のちのさまざまなRPG作品に多大な影響を与えたとされる。また同シリーズとしても、これまでに数多くの系列タイトルがリリースされている。

ドリコムは2020年に、『Wizardry』シリーズのうち『Wizardry 6』『Wizardry 7』『Wizardry 8』『Wizardry Gold』の著作権、および「Wizardry」の国内外の商標権を取得している。そして昨年10月には、完全新作となる3DダンジョンRPG『Wizardry Variants Daphne(ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ)』をリリース。また、同シリーズの世界観をもとに描かれる小説・漫画「ブレイド&バスタード」も展開中だ。

『Wizardry』は、来年2026年に誕生から45周年を迎える。今回ドリコムはこの記念すべき年に向けて、同シリーズのライセンスビジネスに関する公式ページを開設した。同IPブランドの価値を向上させ、幅広いエンターテインメント領域への展開を加速させることを目的としているという。そしてゲームやグッズ、イベント、デジタルコンテンツなど、幅広い分野で『Wizardry』の魅力を最大限に引き出し、共に新しい冒険を創造するビジネスパートナーを募集するとした。また、『Wizardry Variants Daphne』や「ブレイド&バスタード」など、関連タイトルの問い合わせも受け付けているとのこと。

『Wizardry(ウィザードリィ)』のライセンスビジネスページは現在公開中。またドリコム公式サイトには、ライセンス問い合わせフォームも用意されている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 7284