テント暮らしオープンワールドゲーム『Humblets』発表。最大4人協力プレイ対応、素材や魔法カードを集めながらのんびりテント生活

魔法の存在するファンタジー世界を冒険する作品だ。

パブリッシャーのHypeTrain Digitalは6月12日、Berry Biteが手がけるオープンワールド・アドベンチャーゲーム『Humblets』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。

本作は、魔法の存在するファンタジー世界を冒険する作品だ。“のんびり系”のゲームだとされており、カラフルでやさしい世界観が特徴となる。

『Humblets』は、ソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応。プレイヤーは冒険者となり、毎回ランダム生成されるオープンワールドの世界を生きる。プレイヤーキャラクターの見た目や衣装、バックパックにぶら下げるアクセサリーなどは細かくカスタマイズが可能だ。また、小さな動物をペットとして連れていくことができ、その種類は任意に選べるほか、性格診断で決定することもできるという。

本作には決まった遊び方はないとされており、自由に世界を旅して楽しむことになるようだ。拠点としてはテントを好きな場所に設置することができ、その内部は自由にカスタマイズ可能。そこそこ広さがあり、ベッドや各種家具、鉢植え、その他さまざまな装飾品を配置して好みの居住空間を形作れる。マルチプレイ時には、ほかのプレイヤーのテントとつなげてシェアスペースにすることも可能だそうだ。

テント内に配置する家具などのアイテムは、クラフトして作成することになる。木を切り倒したり岩を砕いたり、あるいは植物を採取したりなどして素材を集め、冒険する中で入手した設計図を元にクラフトするのだ。羊などの野生動物と仲良くなることでも資源が手に入るという。また、マップ内にはNPCが営むショップが存在するようで、そうした場所でも何か有用なアイテムが手に入るかもしれない。

冒険をする中では、モンスターに遭遇しバトルをすることにもなる。武器ではなく、カードを使ったバトルだ。カードバトルのシステムについては現時点では公開されていないが、冒険を通じて入手した魔法カードでデッキを組み対戦するという。カードはクラフト台で強化可能。またマルチプレイ時には、ほかのプレイヤーと協力して強敵に挑んだり、プレイヤー同士で対戦したり、あるいはカードを交換したりできるそうだ。

本作は、『どうぶつの森』や『Stardew Valley』、また『バルダーズ・ゲート』などのファンタジーゲームから影響を受けて制作されているという。開発元Berry Biteは、昨年3月頃からSNS上で開発状況を発信し始め、これまでに多くの注目を集めてきた。そして今回、HypeTrain Digitalが販売元を担当することが決定し、ゲーム概要と共に正式発表された格好だ。

『Humblets』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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