Blizzard、『Overwatch』に続く新たな一人称視点プロジェクトを開発中?公式サイトに未発表企画の記載

Blizzard Entertainment(以下、Blizzard)の公式サイトにて、「力強い一人称視点エンジンを使った未発表プロジェクト」に参加するスタッフの募集が開始された。

Blizzard Entertainment(以下、Blizzard)の公式サイトにて、「力強い一人称視点エンジンを使った未発表プロジェクト」に参加するスタッフの募集が開始された。募集されているのはエンジン関連ツール関連の2人の「リードソフトウェアエンジニア」で、『Overwatch』に続く新たな一人称視点プロジェクトではないかとみられる。

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どちらの職種も勤務先はカリフォルニアにあるBlizzardの本社。リード職ということもあり、同社が求めているのは経験豊富かつ能力がある人材だ。特に未発表プロジェクトに関する情報は記載されていないが、5年以上のトリプルA級タイトル開発経験や、DirectX 11/12およびOpenGL/Vulkan/Metalといった最新グラフィックAPIでの経験が必要とされている。

2016年5月にローンチされたBlizzard初のFPS『Overwatch』は、今年10月時点で2000万人の登録プレイヤー数を記録するスマッシュヒットとなった。この『Overwatch』の自社ゲームエンジンを使用するのか、あるいは新たにエンジンをフルスクラッチするのかは不明だが、Blizzardが次にどんな一人称視点プロジェクトを世に放つのかは興味深い。この情報をいち早くキャッチしたNeoGAFでは、キャンセルとなった『Overwatch』のグラフィックノベルを挙げ、『Overwatch』のシングルキャンペーンを作っているのではないかと推測しているユーザーもいる。また三人称視点のステルスアクションゲームではあるものの、2006年に開発が凍結された『StarCarft: Ghost』の名も挙がっている。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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