Nintendo Switch 2でも画面の「飛散防止フィルム」を剥がさないよう注意。Joy-Con 2の取り扱いなど、海外説明書ひと足早く公開

任天堂は6月1日、Nintendo Switch 2の取扱説明書のダウンロード版を、欧州向けに公開した。海外メディアMy Nintendo Newsなどが報じている。

Nintendo Switch 2は、一部の国・地域を除き6月5日に発売予定で、それに先立って取扱説明書が公開されたかたち。なお日本では、任天堂はNintendo Switch向け取扱説明書のダウンロード版を公開しておらず、Nintendo Switch 2でも同様の対応になるものと考えられる。

今回欧州向けに公開された取扱説明書（PDF）は、Nintendo Switch 2を取り扱う上での各種注意事項を記した、いわゆるセーフティガイドとなっている。内容を確認してみると、まずはACアダプターやバッテリーの取り扱い、また光過敏性発作など健康上の注意が記載。Nintendo Switch向けの取扱説明書（PDF）と比べると、細かな表現の違いはあれど基本的には同内容となっている。

新たに追加された説明としては、Nintendo Switch 2本体の動作環境温度が5〜35°Cであることと、ACアダプター使用時にケーブルで転ばないように注意することが挙げられる。一方で、本体あるいはコントローラーを充電しながら使用している際に、異常に高温になった場合には火傷の危険があるため使用を中止するよう求める説明が削除されている。

また、Nintendo Switch 2の取扱説明書では、「飛散防止フィルム」が画面に貼られているとし、剥がさないよう注意喚起がおこなわれている。飛散防止フィルムはNintendo Switch（有機ELモデル）から導入されており、上に掲載した任天堂サポートの投稿にあるように、無理に剥がすと元に戻すことができなくなるため注意したい。画面保護フィルムなどを別途購入して貼りたい場合は、飛散防止フィルムの上から貼るかたちとなる。

このほか、Joy-Con 2の使い方の項目が新たに設けられている。Joy-Con 2では、強力なマグネットで本体に装着する方式が採用されており、背面にある取り外しボタンを押して本体から取り外すことが図と共に示されている。また、本体に装着したJoy-Con 2を持って本体を振り回したり、ぶら下げるようにしたりすることは、落下したり損傷したりする恐れがあると注意喚起。さらに、磁力での装着が弱まるため、SL/SRボタン部分にステッカーなどを貼らないようにすることも呼びかけられている。

Nintendo Switch 2は、6月5日に発売予定だ。