流麗ドット絵メトロイドヴァニア『SHADE Protocol』発表。「ステージ丸ごとぶった斬り」など機動アビリティ多彩ハイテンポアクション
Little Legendaryは5月26日、『SHADE Protocol』を発表した。サイバーファンタジーの世界観を持つメトロイドヴァニア・アクションゲームだ。

デベロッパーのLittle Legendaryは5月26日、メトロイドヴァニア・アクションゲーム『SHADE Protocol』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2026年配信予定。
本作は、機械の敵と戦うサイバーファンタジーの世界観を持つ作品だ。音楽からインスピレーションを受けたという武器を駆使したゲームプレイが特徴となる。

『SHADE Protocol』の舞台となる世界では、Elythiumと呼ばれる知覚力を持つ金属が世界に反旗を翻し、人類は滅亡の危機に瀕している。そこで、本作の主人公であるZuraが、人類および自由意志を持つ機械たちの最後の希望として立ち上がる。Zuraは、Replicaという存在のプロトタイプで、現実を書き換える能力を持っているという。
本作にてプレイヤーはZuraとなり、広大なステージを探索しながら、現れる機械の敵やボスと戦う。さまざまな武器を駆使してのハイテンポな近接バトルが展開され、パリィやカウンターを成功させてエネルギーを溜めると、強力な技を発動可能。また現時点で詳細は不明だが、プレイスタイルをリアルタイムに変化させられる、DAWNモードとSHADEモードを切り替える要素も存在するとのこと。


Zuraが持つ現実を書き換える能力は、ステージの構造を変化させるために使うようだ。トレイラーでは、赤い剣で画面全体を斜めにズバッと切り裂き、その断面を境にステージをずらすシーンが確認できる。その際には音符マークが出ており、このあたりからも楽器をモチーフにしていることがうかがえる。ステージを斜めにずらすことで、通常は到達できない場所に進むことができるようになる仕組みだ。探索時に上手く活用することが求められるのだろう。
武器はほかに槍や斧、チャクラムなども存在し、これらもバトルだけでなく探索に役立つアビリティが存在するとのこと。たとえば槍は、投げて壁に突き刺すことで足場になる。またチャクラムは、いわゆるポータルを生成し2か所間を瞬間移動可能。トレイラーでは、チャクラムのポータルをバトルでの立ち回りにも駆使する様子が見られる。本作はメトロイドヴァニアゲームであるため、おそらくこうしたアビリティを習得しながら、さらに探索可能範囲を広げていくゲームプレイになるものと思われる。
『SHADE Protocol』は、PC(Steam)向けに2026年配信予定だ。