Steam『首都高バトル』、発売後人気を踏まえ「早期アクセス期間」を延長へ。もっとコンテンツを増やして中身を良くする
早期アクセスのリリース反響を受けてのものだという。

元気は5月15日、『首都高バトル』の早期アクセス配信期間を延長すると発表した。早期アクセスのリリース反響を受けてのものだという。
本作は、『首都高バトル』シリーズの18年ぶりの最新作だ。舞台となるのは封鎖された未来の東京。プレイヤーは夜の首都環状でカスタムした愛車を走らせ、公道やパーキングエリア(PA)などで出会うライバルと最速の座を争うこととなる。本作では、実在する高速道路が忠実に再現。また実在車両が登場し、多彩なカスタマイズやペイントを施せる点が特徴だ。レースバトルは、ドライバーの精神を数値化したSP(スピリットポイント)を削り合う「SPバトル」として展開。車両のカスタマイズの妙とドライビングテクニックで差をつけて、ライバルの心を打ちのめすのだ。
Steam『首都高バトル』については、今年1月23日に早期アクセス配信が開始。配信されるや否や同時接続ユーザー数のピークが1万5000人を突破するなど多大な人気を獲得。Steamレビューも1万以上寄せられてレビューステータス「圧倒的好評」を獲得するなど、華々しいローンチを飾った。弊誌インタビューでも元気は、売上が好調なことを明かしていた(関連記事)。
早期アクセス配信直後はアップデートが続いていたものの、最近では動きはなかったが、さらなる開発が見込まれていたようだ。当初の予定では早期アクセス期間は4か月と定められていた。5月下旬までの開発が見込まれていたわけだ。しかし今回の発表では早期アクセスは2025年9月末までおこなうとしている。つまり4か月から8か月へと延長になったわけだ。ユーザー人気を踏まえて、さらに力をいれるということだろう。
早期アクセス期間延長に際しては、収録内容の見直し、ユーザーの要望に応えるための追加期間確保、難航していたライセンス交渉の解決目処立ちなどが発表されている。具体的な調整項目や追加機能も告知されている。調整項目としてはAIやUIの挙動改善、ゲームバランスやパーク・スキルの調整および再設計があげられている。追加機能としてはリプレイ機能やエンジン換装機能や高難易度モードなどがあげられている。詳しくは下記画像を見るといいだろう。
『首都高バトル』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。