中世トルコ・セミオープンワールド『Ertugrul of Ulukayin』6月12日にSteam早期アクセス配信開始へ。戦乱広がるトルコにて、現実と神話の世界を行き来する冒険譚

Tekden Studioは5月13日、『Ertugrul of Ulukayin』のPC(Steam)での早期アクセス配信を、6月12日に開始すると発表した。13世紀のトルコ・アナトリアを舞台にしたセミオープンワールドアクションADVゲームだ。

デベロッパーのTekden Studioは5月13日、アクションアドベンチャーゲーム『Ertugrul of Ulukayin』のPC(Steam)での早期アクセス配信を、海外時間6月12日に開始すると発表した。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。

本作は、13世紀のトルコ・アナトリアを舞台にした作品だ。セミオープンワールドのマップが採用され、3人の主人公たちが自らの部族のために広大な世界を旅する。

『Ertugrul of Ulukayin』の主人公は、エルトゥールル・トゥルグト・メリエムという3人の戦士たちだ。彼らは、無実の人々を守るために紛争で荒廃した土地を冒険。そして、王国を腐敗させようとする秘密結社やモンゴル軍、そして影に潜む伝説の怪物に立ち向かうことになる。また、混乱の中で行方不明となった兄を探すことも、彼らの旅の目的のひとつとなるようだ。

セミオープンワールドの世界を旅するなかでは、アイテムをクラフトしたり、狩りをしたり、ほかの部族に出会ったり、歴史的ランドマークを見つけたりできるという。また拠点を持ち、そのリーダーとして人々を悪から守ることにもなる。敵とのバトルにおいては、3人の主人公それぞれの独自の武器と戦闘スタイルを駆使。スキルと戦闘スタイルを強化できるアップグレード要素も用意されるとのこと。

また本作では、トルコ神話の夢の世界も描かれる。夢の中の世界を冒険するなかでは、現実世界で役立つメッセージや手がかりを見つけられるとのことで、夢と現実の2つの世界を行き来しながらのゲームプレイとなることがうかがえる。一方で、夢がプレイヤーを悪夢へと引きずり込む可能性にも言及されており、危険な世界でもあるようだ。

本作はチャプター形式で展開されるようで、早期アクセス配信開始時にはチャプター1と2が実装予定。正式リリースまでは12か月ほどかかる見込みで、最終的には2つの広大なセミオープンワールドマップを擁する、15時間ほどのボリュームのゲームプレイを目指すとのこと。また開発を進める中で、壮大なバトル要素や新規スキル、アップグレード要素などの追加もおこなわれる。


『Ertugrul of Ulukayin』は、PC(Steam)にて6月12日に早期アクセス配信予定。また、PC(Epic Gamesストア)向けには現在配信中である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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