セガのドライブゲーム『アウトラン』まさかの映画化へ。監督は「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイ氏
セガは4月22日、ドライブゲーム『アウトラン』を題材にした映画作品の開発を、ユニバーサル・ピクチャーズと開始したと発表した。

セガは4月22日、ドライブゲーム『アウトラン』を題材にした映画作品の開発を、ユニバーサル・ピクチャーズと開始したと発表した。公開時期は未定。
『アウトラン』は、1980年代にアーケードで稼働し、コンソール向けにも移植されたドライブゲームだ。真っ赤なスポーツカーに金髪の美女を乗せ、BGMを流しながら、分岐していく美しい風景のコースを走破していく。その後シリーズ化され、数多くの作品がリリースされている。
『アウトラン』の映画製作に向けてユニバーサル・ピクチャーズは、「トランスフォーマー」シリーズや「アンビュランス」の監督を務めたマイケル・ベイ氏を監督に起用。同氏は、自身の製作会社プラチナム・デューンズのブラッド・フラー氏と共に、プロデューサーとして参加することも決定しているとのこと。
脚本は、「ポーラー 狙われた暗殺者」で知られるジェイソン・ロスウェル氏が担当。このほか、「恋するプリテンダー」「Immaculate(原題)」を手がけたシドニー・スウィーニー氏、セガの中原徹氏がプロデューサーを務め、セガの内海州史氏が製作総指揮として本作に参加するそうだ。
ユニバーサル・ピクチャーズはゲーム原作の映画として、全世界興行収入14億ドルを記録した「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」や、全世界興行収入2億9000万ドルを達成した「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」を手がけた実績があり、それらに続く成功を本作に期待しているとのことである。
ちなみに、現在販売されている『アウトラン』シリーズ作品としては、『SEGA AGES アウトラン』がNintendo Switch向けに配信中だ。シリーズ1作目をベースに、追加要素や新BGMの収録などがおこなわれている。