高評価ゲーム連発パブリッシャーのゲームラゲームズがブランドを「Gamirror Games」に刷新しつつ、新作情報いろいろ紹介。『火山の娘』などを扱ってきた気鋭パブリッシャー

パブリッシャーのゲームラゲームズは4月18日、同社のパブリッシングブランドを「Gamirror Games」へと刷新すると発表した。新ブランドにて新たなスタートを切るという。

パブリッシャーのゲームラゲームズは4月18日、同社のパブリッシングブランドを「Gamirror Games」へと刷新すると発表した。同社は今月設立7周年を迎えており、これを機に新ブランドにて新たなスタートを切るとのこと。

同社は、中国・上海と日本・東京に拠点を置くインディーゲームパブリッシャー。実は同社は、以前からGamirror Gamesというブランドを使用していたが、日本ではゲームラゲームズなどとも呼ばれていた。今後はGamirror Gamesに一本化されるということだろう。

新ブランドGamirror Gamesの「Gamirror」は、Game(ゲーム)とMirror(ミラー・鏡)を組み合わせた造語。「心を明鏡のように保ち、プレイヤーの人生の一片を映し出すようなゲームを届けたい」という想いが込められ、同社はGamirrorという名のもと、より良い未来を映す“鏡”のような存在を目指していくという。


Gamirror Gamesは、これまでに100タイトル以上のインディーゲームを取り扱ってきた。代表的な作品としては、天体開拓シム『Dyson Sphere Program』や、娘育成シム『火山の娘』、RPG『Depersonalization』、自動化工場建設ゲーム『Shapez 2』、デッキ構築型ローグライクゲーム『将軍 対決』などが挙げられる。

近年は日本向けの展開にも積極的で、つい先日にはデッキ構築型ローグライクゲーム『DICEOMANCER』を日本語対応させた(上のトレイラー参照)。同作を含め、Steamユーザーレビューにて「圧倒的に好評」ステータスを獲得するなど高い評価を得ている取り扱い作品が多く、目利き鋭いパブリッシャーだといえる。


同社の今後の展開としては、まずDotemuおよびMarvel Gamesと協業し、ベルトスクロールアクションゲーム『MARVEL Cosmic Invasion』を共同パブリッシングすることが今回発表された。また、WildMonkeyが手がける高評価アドベンチャーゲーム『坏小孩(​Bad Kid)』『长梦(Long Dream)』に続くシリーズ3作目『骤雨终日』、MistyMountainStudioが開発中のアクションアドベンチャーゲーム『ザ・リワインダー~黄泉からの旅人~ Ⅱ』といった作品も、Gamirror Gamesからリリースされる予定となっている。

Gamirror Gamesは、2025年内には複数のタイトルを順次リリースしていくとのこと。また現在Steamでは、設立7周年を記念したセールが実施されている。興味のある方は同社のパブリッシャーページをチェックしてみてはいかがだろうか。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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