ポケットペアが、田舎町トラック配達ゲーム『Truckful / トラックフル』のパブリッシングを発表。Pocketpair Publishing第1弾

ポケットペアは4月7日、パブリッシング部門Pocketpair Publishingの第1弾タイトルとして、『Truckful / トラックフル』を発表した。謎めく田舎町を舞台とするトラックシミュレーターだ。

ポケットペアは4月7日、パブリッシング部門Pocketpair Publishingの第1弾タイトルとして、MythicOwlが手がける謎解きトラックシミュレーター『Truckful / トラックフル』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。

本作は、トラックを運転して村人のために用事やクエストをこなす配達ゲームだ。その中で、近くの古い森にまつわる古代の謎を解き明かしていく。


『Truckful / トラックフル』にてプレイヤーはピックアップトラックを運転し、とある田舎を舞台に人々に物資を届ける。運ぶ荷物には、日用品を詰め込んだ段ボール箱から家具、巨大なピアノまでさまざまな種類・形状のものが存在し、それらをトラックの荷台に積み込んで運ぶのだ。

それぞれの荷物には重さが設定され、トラックの最大積載量の範囲内で荷台に乗せる必要がある模様。また、どの荷物を荷台のどの場所に乗せるのか、重量のランスにも配慮しないといけないようだ。配達では、曲がりくねった道や荒れた道を走ることもあり、そのたびに荷台の荷物が揺れ、場合によっては落下してしまう。

配達仕事をこなすことで、ピックアップトラックをカスタマイズして最大積載量などの性能を強化できる。このほか、舞台となる田舎町には数々の恐ろしい謎が隠されており、小道を探索したり霧深い湿地帯を進んだりするなかで、その秘密に迫ることになるという。

本作の販売元ポケットペアは、『パルワールド』や『クラフトピア』などで知られるデベロッパーだ。同社は今年1月、パブリッシング事業としてPocketpair Publishingを設立し、インディーゲームの開発者やスタジオを対象に、資金提供や開発支援、パブリッシングといったサポートをおこなうと発表。同時に、SURGENT STUDIOSの新作ホラータイトルの開発サポートを開始したことを明らかにしていた(関連記事)。

そうした中で、Pocketpair Publishingが販売する具体的なタイトルが今回初めて発表されたかたち。本作『Truckful / トラックフル』は昨年7月に発表され、当時は自主販売が予定されていた。開発元MythicOwlによると、Pocketpair Publishing は同スタジオのビジョンを信じ、本作のアイデアを全面的に支持したことで、この提携が実現したとのこと。

『Truckful / トラックフル』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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