疲れたときはカワイイを探すか、それとも鳩を探して銃剣突撃するか。それぞれのゲーミング
Now Gamingは毎週土曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて書きちらします。
本日は爆乳プロデューサー高木謙一郎さんの誕生日です。さらに先日には娘さんも生まれたそうで、お祝いのメッセージを送るといいことがあるかもしれません。たぶんありません。おめでとうございます。
ラブリーはカワイイだけじゃないの
今週は『Lovely Planet』。すこし疲れ気味だったので、カワイイゲームをプレイして癒されようと思ったのです。ラブリーなプラネットですから間違いなさそうです。
本作はジャンルとしてはFPSだ。敵を撃ち倒しながらマップを進み、ゴールまでのタイムや命中率を競う。このように書くと殺伐としたゲームに思えるがそうではない。マップはパステルカラーのポップな世界で、敵の見た目もカワイイものだ。そして銃もオモチャみたいで、ペチンと敵に球を当てるような感じがこれまたカワイイ。やわらかく軽快な音楽もこの世界観によく合っている。なぜか所々で使われている変な日本語までも、カワイく見えてくるではないか。
しかしだ、目標があると挑戦したくなるのは疲れていても同じ。結局タイムアタックに熱中することになり、あげくの果てには激しい3D酔い。カワイイだけじゃなく、攻略しがいのあるゲームであるのは良いことなんですけどね。
by Taijiro Yamanaka
アリアンデルにいってきました
『ダークソウル3』のDLC第1弾『ASHES OF ARIANDEL』をプレイ。行ってきましたよ、うわさのアリアンデルに。雪景色で寒そうだったので、甲冑をフル装備できる脳筋タンクマンを連れていきました。7周目レベル200止めで、ステータスはほとんど体力と筋力に振っています。しばらくプレイしていなくても、大盾があればなんとかなるだろう、なんて甘く見ていたのですが、甘々でした。ボスがまぁお強いこと。画像の通りスモウの大槌で舐めプしていたんですが、まったく通用しません。恥を捨ててダークソードに切り替えてもダメでした。何度やっても最後の最後で「YOU DIED」を見せられるのです。でも諦めませんよ、助けなんていりません。残り火が底をつく前に、そして私が人間性を失う前にクリアしなくては。
by Ryuki Ishii
阪和線にはもう乗りたくない
ここ1週間、空き時間は『Mini Metro』で線路を編んでおります。リリースして少し経ったころに購入したものの、私の足りない脳みそではルールが理解できずライブラリに眠っていました。最近ではモバイル向けにもリリースされたようなので、これを機に思い切って再チャレンジしてみたわけです。
一度頓挫した者が言うのもなんですが、ルールは至ってシンプルで、ざっくりと言えば、とにかく駅同士を線路でつないで、うまく乗客をさばいていくゲームです。駅は常に増え続けるので、線路の管理が肝になります。遊ぶ感覚は、パズルゲームに近いですね。モバイル版だと一度引いた線の撤去などが面倒なのでPC版をおすすめします。
どうしても序盤は無駄に路線をいじり、遅延を生んでしまうのが心苦しい。我が地元には阪和線という、昔から息を吐くように遅延を引き起こす路線あるので、乗客の気持ちは痛いほどわかります。ノーモア遅延地獄。
by Minoru Umise
俺の何が気に入らねえんだよ(怒)
なーんか最近、言葉とか表情とかが感じ悪いんだよな、あいつ。なんてことは良くあるが、実際に話してみると気のせい、ってパターンが殆ど。話せばだいたい分かる。だが。ようやく発売になったCivilizationVIはそうはいかない。全然いかない。周りの指導者達がえらい機嫌わるい。ずっと敵対関係。お隣のルーズベルトなんて結構貢ぎ気味の取引たくさんしてるのに、この表情ですよ。冷やかさ7割、殺すぞって威圧3割なこの眼力・・・やっぱり北条時宗でやるなら島国で、敵対関係振りまいて、攻めてきたら神風で片っ端から潰すぞってスタイルで遊ぶべきなんだろうか。
いやもうずっと遊びっぱなしなんだけど、孤立状態が続いてむしゃくしゃするこの感じ。しかも私はCivシリーズは日本以外で遊びません。遊べないのです。MMORPGやるならキャラは戦士系のTank一択!と同じくCivでは日本です。結膜炎も治ったので、もっと健全な精神でCivを遊べるように、週末は世界のTKのところへ出稽古行って信仰力と幸福度(もうなくなったけど)上げてきます。
by Yuzuru Sonohara
疲れたら鳩を探して銃剣突撃
やはり『Battlefield 1』を狂ったようにプレイしてます。ほとんどは分隊組んで「オペレーション」三昧なんですが、半端に空いた時間には短く終わって経験値もそこそこ美味しい「ウォーピジョン」を野良で回してます。鳩を探して手紙書いて飛ばすだけのこのルール。先に3回成功すればそれで勝ちなんですが、序盤は割と皆ダラダラと無意味に撃ち合いながら勝ち負けなんて知るか的ムーブを見せていますが、なぜか毎回終盤に近づくにつれボルテージが上がり、最後は鳩持ち兵を鬼の形相で追いかけ回し殺し殺される修羅場なるのですね。癒しを求めて鳩追いに参加したというのに裏切られたような気分ですが。裏周りしてスコップで敵兵を殴殺して微笑む自分の姿は人間の獣性の顕れそのものだな、と思うと全てを許せる気がしますね。世間は少しずつ寒くなってきましたが、焼夷グレネードで辺りを火の海にすれば心も身体も温まりますよ。オススメです。
by Nobuhiko Nakanishi
再会
弊社営業部の新人タラレバ娘が「『GUNTAI』おもしろいからやれよ」って言うので開発元を調べてみたらthaという日本のデザインスタジオでした。公式サイトにアクセスしてみると、どこかで見たことがあるような――これってもしかして「FFFFOUND!」じゃない?と。わたしが何年も前から好き好んで見ている画像ブックマークサイトの制作運営元でした。
thaさんはこれとかこれとかを手がけられていて、ああ、どこかで見たことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。「これ」と言うのも失礼ですが。『GUNTAI』は同スタジオにとって初のゲームコンテンツだそうです。
FFFFOUND!を発見したころの刺激に飢えていた自分とも再会したような気分になり、なつかしくて、うれしくなって、家を飛び出して髪をピンクに染めました。そして『GUNTAI』を遊んでみましたが、むつかしすぎて悲しくなりました。
by Shinji Sawa
死にそうな顔してるリーマンはホラー
東京オフィスが虎ノ門に引っ越しました。新宿にあった小さな小さなオフィスからパワーアップ。トイレもいっぱいあるし部屋も広くて快適です。でも新宿駅前のパフォーマーや奇人・変人たちを見れなくなって少しさみしかったり。こっちの駅前は疲れた顔したサラリーマンだらけです。そういや今プレイしている『夜廻』にもサラリーマンのおじさんがでてきます。疲れてるのかな。
『夜廻』ですごくいいのが、「カコんっ」て鳴る排水口の金網。「じじじ」って鳴る自販機。「りりり……」って鳴る鈴虫。なんていうか、『夜廻』って変態的に夜の町の描写にこだわってて、ホラー体験よりもそこにまず目がいっちゃうんですよね。子供の頃、そういえば親父と一緒に歩いた銭湯帰りの道とかね。思いだしてノスタルジックになっちゃう。
by Shuji Ishimoto
大好きとオススメは魔法の言葉
レビュー執筆後もずっと『Mafia III』をプレイしている。やり残したサイドクエストという名のガキの使いとプレイボーイのアーカイブをコンプリートするためだ。多くのメディアがクソゲー呼ばわりするので、本作をプレイしていると必ずと言っていいほど海外のSteamフレンドからチャットで話しかけられる。「買おうか迷ってるんだけど、ぶっちゃけどうなの?」と。
「私の大好きなゲームなの。おすすめ!」と返事するとみんな満足げに“開発”してくれる。おかげさまで本作は初週で450万本を出荷。いまや2K史上最速セールスを記録しているそうだ。一応明記しておくが筆者は2Kの回し者でもなければ、一連の行動はステマでもない。しかし、『Civilization』も『BioShock』も“今は亡き”『Evolve』も大好きなので、依頼されればいくらでもプロモーションしたい。というわけでPR担当者さん、ご連絡お待ちしています。
by Ritsuko Kawai