PS1風サバイバルホラー『PHASE ZERO』発表。「黄金期サバイバルホラー+現代向けの遊びやすさ」融合を掲げる野心作

SPINA Studioは3月18日、『PHASE ZERO』を発表した。初代PlayStation時代のサバイバルホラーゲームから影響を受けて制作されているという、謎の疫病が広がる港町を舞台とする作品だ。

デベロッパーのSPINA Studioは3月18日、サバイバルホラーゲーム『PHASE ZERO』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。

本作は、初代PlayStation時代のサバイバルホラーゲームから影響を受けて制作されている作品だ。当時を彷彿とさせるレトロな3Dグラフィックなどを採用しつつ、現代的なアレンジも施しているという。


『PHASE ZERO』の舞台となるのは、Flint Peakと呼ばれる港町だ。1994年のある日、この街では激しい吹雪に見舞われると同時に、謎の疫病が蔓延。住民のほとんどが異形のモンスターへと変貌してしまった。本作にてプレイヤーは、そんな危険な状況に巻き込まれた2人の生存者、記者のMaryと負傷したエンジニアのGuyとなり、夜明けまで生き延びて街から脱出することを目指す。

本作はエピソード形式で進行し、各章ではMaryとGuyのいずれかが主人公となる。グロテスクなモンスターが徘徊するなか、探索にて入手したアイテムを武器に戦わなければならない。状況によっては、あえて逃げることも大事になるようだ。このほか、謎解き要素も存在するとのこと。

先述したとおり、本作は初代PlayStation時代を思わせるレトロな3Dグラフィックが特徴だ。プリレンダリングされた背景や固定カメラといった要素も採用され、こちらも当時の作品の影響だろう。一方で、たとえば固定カメラに関しては画になるアングルにこだわりつつも、ゲームプレイの快適さへの配慮も施しているそうだ。ほかにも、懐かしさ感じられるデザインと、現代的な改善を融合させて制作しているとのことである。

『PHASE ZERO』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だが、体験版が近日配信予定となっている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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