クリーニング店経営+裏金も洗浄シム『Laundering Simulator』発表。せっせと衣服を洗いつつ裏では偽造品づくりで荒稼ぎ、おばあちゃんのお世話もする“三重”生活

PlayWayは3月16日、『Laundering Simulator』を正式発表した。表向きはクリーニング店を営みながら、裏でさまざまな偽造品を製造し売りさばくシミュレーションゲームだ。

パブリッシャーのPlayWayは3月16日、Ritual Interactiveが手がけるクリーニング店&偽造品工場運営シミュレーションゲーム『Laundering Simulator』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。

本作は、表向きはクリーニング店を営みながら、裏でさまざまな偽造品を製造し売りさばく作品だ。どういうわけか、おばあちゃんの世話をすることも求められる。

『Laundering Simulator』にてプレイヤーは、経営者であり発明家でもある主人公となり、クリーニング店を運営する。Steamストアページではコインランドリーと記載されているが、顧客から衣類などを預かり、洗濯したりアイロンをかけたりといった作業を、オーナーであるプレイヤーが自らおこなうことになるようだ。提供サービスの価格設定もでき、コストとのバランスを取ることが重要だという。

そうして収益を上げることで、新たな機材を購入して店に導入可能だ。大型の洗濯機や特殊な薬剤を使える洗濯機、各種洗剤などが販売されている。カーペットを洗うための機材も存在し、新たな設備を導入することで提供できるサービスの幅も広がっていくのだろう。また、パーツを購入して交換する、設備のメンテナンス要素も存在する。

一方で、主人公には偽造品製造業者としての裏の顔があり、クリーニング店の奥にはそのための設備が隠されている。プレイヤーはクリーニング店で働きつつ、偽造品の製造作業もおこなうことになる。製造できるものは、偽造紙幣から有名ブランドの偽造アパレル商品までさまざま。こちらも新たな設備を導入してビジネスを拡大できるものと思われる。クリーニング店は、偽造品を売って得た資金を洗浄するための場所でもあるのだ。

こうした闇の商売をするうえでは、当局に目をつけられないように注意する必要があるという。市役所の検査官がやってきたくらいであれば偽造設備を隠して対応できるが、目立ちすぎるとFBIが強行突入してくる。また、地元の地下組織とトラブルになることもあるとのこと。

このほか、本作には主人公の祖母も登場。祖母がお腹を空かせたら食べ物を与え、アニメを見たいといったらテレビを点けてあげるなど、お世話をしてあげなければならない。風邪をひいたり退屈したりすることもあり、彼女の要求に適切に応えなければ、店の顧客を追い払うなどして商売に影響が出るそうだ。

『Laundering Simulator』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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