クレーンゲーム×ローグライク『ダンジョンクロウラー』大型アプデで「毒使いキャラ」などいろいろ実装。難易度システム大規模改修で、もっと難しくできるように

Stray Fawn Studioは3月13日、デッキ構築型ローグライククレーンゲーム『ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪』向けに、大型アップデートを配信した。新たな難易度システム「負債レベルシステム」などが実装されている。

デベロッパーのStray Fawn Studioは3月13日、デッキ構築型ローグライククレーンゲーム『ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪』向けに、大型アップデート「Debt Level Update」を配信した。本作は、PC(Steam)/iOS/Android向けに早期アクセス配信中。

本作は、ゲームセンターによくあるクレーンゲームの要素を、バトルおよびデッキ構築に取り入れた作品だ。プレイヤーはウサギのキャラクターとなり、バトルをこなしながらダンジョンの階層を進んでいく。


『ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪』のバトルはターン制で進行し、プレイヤーは自ターンに背景に配置されたクレーンゲームをプレイ。筐体内には、敵を攻撃する剣やアーマーを追加する盾などさまざまなアイテムが入っており、アームで掴み獲得したアイテムの効果を発動させて敵と戦う。クレーンゲームの挙動には物理演算が導入され、もし何も獲得できなければ、何もできないまま敵のターンへと移ってしまう。

筐体内に入れるアイテムが本作のデッキ構築要素となっており、バトル勝利時やミニゲームイベントの報酬として、新たなアイテムを入手可能だ。アイテムには、シナジーを生む組み合わせが存在するほか、お金を払って強化したり属性を変化させたりといった要素もある。また、報酬にはアイテム以外に、多種多様なバフ効果を付加するパークも存在する。

今回配信された大型アップデート「Debt Level Update」では、まず従来の難易度選択機能が撤廃され、代わりに「負債レベルシステム」が導入された。従来は、ノーマルからナイトメアまでの4段階から選択でき、難易度を上げるごとに「ボス撃破後の体力回復なし」や「体力30%減少」などのハンデが追加されていく仕組みだった。

今回導入された負債レベルシステムでも基本的な仕組みは同じだが、ハンデの種類が20種類に増加。レベルを上げていくごとにハンデが追加され、より難しくできる方向へ難易度調整の幅が広がったかたちだ。ゲームをクリアするごとに、レベルが1段階ずつアンロックされる仕組みで、アップデート前までに難易度ナイトメアでクリアしていた場合は、レベル10までアンロックされた状態で始められる。

また、新規プレイアブルキャラクターとして「トキシカール」が追加された。敵1体に毒を20以上付与するとアンロックされ使用可能となる。トキシカールは、固有アイテムとして「トキシカールのフラスコ」を所持。敵に毒を付与できるほか、一定条件下にて毒で敵を倒すと永続的に強化されていく効果がある。また、トキシカールを使ってクリアすると、敵に毒を付与するたびに与える量が増えていく固有スキルが開放。別のキャラクターに装備して使用できるようになる。

今回のアップデートではほかに、新たなアイテムやパークも複数追加。毒使いであるトキシカールの登場にあわせてか、毒に関連した効果を持つものが多い。また、新規敵キャラクターの追加や、ゲームバランスの調整、一部仕様の改善、バグ修正などもおこなわれている。詳しくはパッチノートを確認してほしい。

『ダンジョンクロウラー幸運ウサギと魔法の爪』は、PC(Steam)/iOS/Android向けに早期アクセス配信中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 7052