若手ゲームクリエイター向けコンテスト「IND-1 2025」開催決定、大阪・関西万博にて。企画やキャラ制作など完成したゲーム以外でも応募できる

ADOORは3月10日、インディーゲームクリエイターコンテスト「IND-1 2025」の開催を発表した。

株式会社ADOORは3月10日、インディーゲームクリエイターコンテスト「IND-1 2025」の開催を発表した。大阪・関西万博で7月19日(土)から20日(日)にかけて行われるイベント「デジタル学園祭 2025」のゲーム開発カテゴリーにて開催予定だ。

「IND-1 2025(正式名称JAPAN INDIE GAME CREATOR ONE CONTEST 2025)」は、一般社団法人デジタル人材共創連盟(デジ連)が開催予定のイベントだ。大阪・関西万博のEXPOメッセ「WASSE」にて開催される「デジタル学園祭2025」の一環として開催される見込み。コンテストでは完成されたゲームだけでなくゲーム企画、BGM、キャラクター制作、3DCG、ゲームPVなど幅広いジャンルが対象とされ、まだ無名の”普通”のクリエイターが賞金獲得やゲーム業界企業からの支援を目的として参加できるイベントになるとのこと。受賞者には国内だけでなく海外コンテストへの参加、海外カンファレンスの招待などさまざまな経験の場を提供する予定だという。

応募期間は3月8日(土)~5月31(土)23時59分まで。応募部門や参加資格・スケジュールは以下のとおりだ:

■応募部門
GRAND PRIZE(ゲーム部門) 
ゲームデザイン、革新性、技術的完成度、ビジュアルアート、サウンドデザイン、物語性など、さまざまな要素を総合的に評価します。

AUDIO(オーディオ部門) 
サウンドエフェクト、音楽の作曲、サウンドデザイン、オーケストレーションなど、ゲーム内の音響全般における卓越性を評価します。

DESIGN(デザイン部門) 
ゲームメカニクス、レベルデザイン、バランス調整、ユーザーインターフェースなど、プレイヤーの体験に直接影響を与える要素を総合的に審査します。

NARRATIVE(ストーリーテリング部門)
プロットの構築、キャラクターの発展、対話の質、物語の深みや一貫性など、プレイヤーに感情的な影響を与える要素、ゲーム内の物語性やストーリーテリングの卓越性を評価します。

VISUAL ARTS(ビジュアルアーツ部門) 
アートディレクション、アニメーション、モデリング、キャラクターデザイン、テクスチャ作成など、ゲーム内の視覚芸術における卓越性を評価します。

School/CLUB(高校・部活部門)
学校や部活動を通したチームエントリーで、アイデア、ゲームデザイン、革新性、協力体制など、さまざまな要素で総合的に評価します。

■参加資格
日本在住で、応募時点で満22歳以下の学生(中学生・高校生・高専生・専門学校生・大学生など)、

またはこれに相当する年齢の方。
※小学生以下は参加できません。

■大会スケジュール
一次選考(4月):送付審査

二次選考(5月):送付審査

セミファイナル 2025年7月20日(日) :EXPOメッセ「WASSE」

ファイナル 2025年9月20日(土) :グラングリーン大阪 JAM BASE


また上述した他にSpecial Awards(審査員賞)も選ばれるとのこと。コンテストのエントリー方法等は公式サイトを確認されたい。

同イベントを主催する株式会社ADOORはポールトゥウィンホールディングス株式会社の子会社として2023年5月に設立された比較的新しい会社だ。XR技術やメタバース、それらとリアルを融合した事業を手がけており、ゲームでは2024年7月19日にMeta QuestストアのApp LabにてリリースされたVRカードゲーム『Project:JUDGE VISIONS』(公式サイト)のパブリッシングやメタバースプラットフォームRoblox内のゲーム「The Catch」(Robloxストア/公式X)の企画・運営などをおこなっている。

「IND-1 2025」はそんなADOORの主催で、「日本から世界へチャレンジする」をテーマとして、世界へ挑戦する若いデジタルクリエイターを発掘・育成する狙いで開催されるそうだ。どのような作品が集まるのか、注目したい。

IND-1 2025」は、大阪・関西万博で7月19日(土)から20日(日)にかけて行われるイベント「デジタル学園祭 2025」のゲーム開発カテゴリーにて開催予定だ。

Masahiro Niimi
Masahiro Niimi

気がついたらトロコンしてる重度のやり込み派ゲーマー。無限に時間がほしい。

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