80年代レトロSFなサバイバルホラーFPS『Routine』、発売時期が2017年3月に決定。月面基地から職員たちが失踪した謎を追う

インディーデベロッパーのLunar Softwareは、サバイバルホラーFPS『Routine』の発売時期が2017年3月に決定したと発表した。公式サイトや新たに公開されたトレイラーの中で対象プラットフォームについては触れられていないが、過去にはPC/Macで発売されることが明らかにされていた。

インディーデベロッパーのLunar Softwareは、サバイバルホラーFPS『Routine』の発売時期が2017年3月に決定したと発表した。公式サイトや新たに公開されたトレイラーの中で対象プラットフォームについては触れられていないが、過去にはPC/Macで発売されることが明らかにされていた。すでにSteam Greenlightも通過しているため、Steamを通じて販売されるとみられる。

本作は2012年にSteam Greenlightへと登録され注目を浴びた一人称視点のサバイバルホラーゲームだ。舞台となるのは全職員がこつ然と姿を消す事件が発生した月面基地で、プレイヤーはこの基地を調査して事件の真相を追うことになる。1980年代のレトロフューチャーをテーマに構築された独特の世界観やビジュアル、またノンリニアで探索できる基地を何度も死にながら周回プレイしていくデザインが魅力だ。

本作はインターネット上に登場してから話題となった一方で、開発がなかなか進まず延期を繰り返してきたタイトルでもある。昨年12月から公式サイトの更新もストップするなど不安な様子もあったが、ようやく発売時期をふたたび決定するまでにこぎつけたようだ。

Lunar Softwareは公式サイトにて、ここまで開発が伸びた理由をクオリティを維持するためであると説明。開発期間は予想以上に伸びてしまったが、ファンからのメッセージを読むとやる気が出たと伝えている。また2017年3月の発売までに数回の最新情報を“願わくば”伝えたいともしており、まだ謎に包まれた『Routine』の詳細がこれから徐々にわかっていくかもしれない。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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