プレイヤーの“リアル絶叫”で敵を撃退するホラーゲーム『THREAT -SCREAM AND ESCAPE-』発表。なんと電子書籍ストアBookLiveが手がける

謎の研究施設からの脱出を目指すホラーゲーム。プレイする際にはマイクが必須となっており、プレイヤー自身の“絶叫”を利用するゲームプレイが特徴だ。

BookLiveは2月25日、C-Routeが手がけるホラーゲーム『THREAT -SCREAM AND ESCAPE-』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年春に配信予定。価格は990円(税込)とのこと。

本作は、謎の研究施設からの脱出を目指すホラーゲーム。プレイする際にはマイクが必須となっており、プレイヤー自身の“絶叫”を利用するゲームプレイが特徴だ。

『THREAT -SCREAM AND ESCAPE-』にてプレイヤーは、謎の研究施設で目覚めた主人公となり、施設からの脱出を目指す。施設内は薄暗く、いくつかの部屋が存在。公開されたスクリーンショットによると、計3つの鍵を入手しないと出口は開かないようで、鍵を求めて各部屋を探索することになる模様である。一方で、施設内では異形のクリーチャーが徘徊しており、プレイヤーを襲う。

主人公は武器は所持していないが、プレイヤー自身の“絶叫”を駆使することでクリーチャーを撃退可能。そのため、先述したようにマイクが必要なのだ。襲われた際に叫び声をあげるとクリーチャーは気絶し、しばしの安全を確保できる仕組みである。

ただし、気絶させるために必要な“絶叫のボリューム”が、どんどん上がっていくという。必要な大きさの声を出し続けられるなら良いが、場合によっては叫ぶことを節約するために逃げて、ボリューム上昇を抑えることも求められるだろう。なお開発元は「くれぐれもご近所様から苦情をもらわないようご注意ください」と案内している。

ちなみに本作の販売元BookLiveは、国内最大級の総合電子書籍ストア「ブックライブ」などを運営する企業だ。同社は、オリジナル作品を生み出すIP事業なども展開しており、同事業を強化し、さらなる拡大も見据えて、同社として初のPC向けゲームとなる本作を手がけているそうだ。開発は、2023年4月に買収した傘下デベロッパーのC-Routeが担当している。

『THREAT -SCREAM AND ESCAPE-』は、PC(Steam)向けに2025年春に配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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