バウンドだるま登頂イライラアクション『THE DARUMA CHALLENGE』発表。常にホッピングするだるまを導き、ステージをひたすら登り続ける

Mūn Mūn Gamesは2月7日、だるまアクションゲーム『THE DARUMA CHALLENGE』をSteam向けに発表。本作は常にバウンドするだるまを慎重に操作し、頂上を目指す作品だ、

デベロッパーのMūn Mūn Gamesは2月7日、だるまアクションゲーム『THE DARUMA CHALLENGE』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

本作は、だるま(達磨)を主人公として、ステージを上へ上へと登っていく物理アクションゲームだ。「七転び八起き」の達磨の精神にインスパイアされたという、忍耐の試練に挑む。

『THE DARUMA CHALLENGE』のステージには、さまざまな建物やオブジェクトが空中に配置されており、プレイヤーはそれらを足場にしながら上へ上へと登り、頂上のゴールを目指す。そうした建物などには、日本をモチーフにしたものが多く用意されるようだ。建物や洞窟の中を進んでいくようなルートも用意される。

プレイヤーキャラクターであるだるまは常にバウンドしており、プレイヤーは次の足場へと飛び移るタイミングや方向などを操作するかたちとなるようだ。ステージ内のオブジェクトには、移動や回転をしていたり、一度接触すると崩れ落ちたりなどのギミックが存在することも。また、エアコンの室外機から吹き出す風を利用して飛び上がる必要がある場面もある模様。もし足場を踏み外したり、ジャンプが届かなかったりなどすると、ステージを真っ逆さまに落下してしまう。

なお本作は、チェックポイントありのノーマルモードと、ミスして落下すると最初からやり直しとなるタイムアタックモードから選んでプレイ可能。タイムアタックモードは、クリアタイムを競うモードでもあるのだろう。

開発元からは公言されていないが、本作は“壺おじ”こと『Getting Over It with Bennett Foddy』などの作品から影響を受けて制作されたものと思われる。同ジャンルのゲームでは、空中に配置されたオブジェクトを登っていき、なかなか思うようにいかずイライラさせられるが、達成感もあるゲームプレイが特徴だ。

キャラクターのアクションについては作品によりさまざまで、たとえば『Getting Over It with Bennett Foddy』では大きなハンマーを使って体を持ち上げ、『Pogostuck: Rage With Your Friends』では遊具のホッピングで飛ぶ。一方で本作『THE DARUMA CHALLENGE』では、だるまが常にバウンド。慎重な操作を常時求められる、また異なるプレイ感覚になるものと想像される。

『THE DARUMA CHALLENGE』はPC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 6979