協力マルチ羊追いゲーム『Sheepherds!』発表。牧羊犬となり羊を誘導しつつ、多彩なチャレンジにも挑戦

Ultimo Discoは2月5日、羊追いパーティーゲーム『Sheepherds!』をSteam向けに発表した。本作は牧羊犬として、羊を追いつつ小屋へ誘導する協力ゲームだ。

デベロッパーのUltimo Discoは2月5日、羊追いパーティーゲーム『Sheepherds!』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年内に配信予定。

本作は、牧羊犬の羊追いをモチーフにした作品だ。ソロプレイも一応可能ではあるものの、最大4人での協力プレイを前提としたゲームプレイが採用されているとのこと。

『Sheepherds!』にてプレイヤーは牧羊犬となり、牧場のステージにて羊の群れを追い、小屋へと誘導することを目指す。羊は50頭以上存在し、実際の群れと同じように、別の羊の行動に合わせて追いかけるなど、お互いの動きが影響し合うリアルな表現が取り入れられているという。牧羊犬であるプレイヤーには、仲間のプレイヤーと連携し羊に対して吠えて、群れの動きを上手く制御することが求められる。

ステージでは、指定数の羊を小屋に入れることが基本的な目標となる。またステージによっては、羊の色別に目標数が設定されることも。そうしたステージには、赤や黄、紫など色とりどりの花畑が存在し、真っ白な羊がそこを通過すると毛が花と同じ色に染まるため、群れを特定の花畑に導いてから小屋に入れるわけだ。なお、羊を別の色に染め直すことはできるが、白に戻すことはできない模様である。

ステージには、追加的なチャレンジが存在することもある。たとえば、複数の色の羊を小屋に入れることがクリア目標であるなか、特定の色の羊だけを先に小屋に入れたり、逆に複数の色の羊を一緒に小屋に入れたり。また、一定時間内のクリアを目指したり、一切吠えずにクリアしたり、あるいはステージ内の池に入れて羊を濡らさないようにしたりなど、さまざまなチャレンジが用意されるようだ。

このほか、プレイヤーキャラクターである牧羊犬はカスタマイズが可能。犬種や毛の色、吠える声を変更できるほか、衣装やアクセサリーを装着させることもできる。そうしたカスタマイズアイテムは、上述したチャレンジなどを通じてアンロックできる模様である。

本作の開発元Ultimo Discoは、フランス・リヨンに拠点を置くインディースタジオだ。『Out There』シリーズなどを手がけたMi-Clos Studioに勤めていたスタッフらが、昨年4月の同スタジオの閉鎖を受けて独立。そして突然解雇されたことへの癒しを求めつつ、「犬になる」というアイデアをきっかけに、本作『Sheepherds!』の開発を始めたとのこと。

『Sheepherds!』は、PC(Steam)向けに2025年内に配信予定。また、2月10日には体験版が配信予定だ。なお本作の協力プレイについて、現時点ではオフラインのみの対応とされているが(Remote Play Together対応)、製品版ではオンラインプレイにも対応すべく取り組んでいるそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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