懐中電灯を片手に夜の街で姉と愛犬を捜す和風ホラー『夜廻』Steam版が販売開始
日本一ソフトウェアの子会社NIS Americaは10月26日、『Yomawari: Night Alone』のWindows版をSteamで販売開始した。『夜廻』の海外版だが、日本語表示にも対応する。
日本一ソフトウェアの子会社NIS Americaは10月26日、『Yomawari: Night Alone』のWindows版をSteamで販売開始した。価格は1980円。デジタルアートブック(英語表記)とサウンドトラックも同時に販売開始しており、ゲーム本編とのバンドル版は1984円だ。
本作は2015年10月にPlayStation Vita向けに国内発売された『夜廻』の海外版だが、日本語表示にも対応する。
事故にあってどこかにいってしまった飼い犬を探しにいった姉。幼い少女は姉を追って懐中電灯を片手に不気味な夜の街に出かける。
本作は懐中電灯を照らして夜道で見つけたアイテムを集めたり、街の噂などの情報を収集して姉の行方の手がかりを探る探索要素がメインとなる。そして夜の街にはさまざまなお化けがさまよっており、捕まってしまわないように物陰に隠れたりアイテムを使ったりしてやり過ごす必要がある。お化けが近くにいると少女の心拍数が上がり、その心臓音でお化けとの距離をうかがい知ることができる。もしお化けに捕まってしまうと家からやりなおしになるか、セーブポイントであるお地蔵さんまで戻される。その夜の探索を終えると日記をしたため、また次の夜に姉を捜しに街へ出かけるのだ。
海外ではPlayStation Vita版も同時発売で、北米では10月25日、欧州では10月28日に発売される。昼間とは違った顔を見せる日本の夜の街と、その闇にひそむ恐怖を描いたこの和風ホラーゲーム、海外のプレイヤーはどう評価するだろうか。