最大4人協力プレイ対応ドライブ探索ゲーム『over the hill』発表。オフロード車に乗ってオープンワールドの荒野を冒険、『art of rally』開発元の新作
デベロッパーのFunselektorとStrelka Gamesは1月23日、ドライブ探索ゲーム『over the hill』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。
本作は、オフロード車に乗って、オープンワールドの荒野を探索する作品だ。ソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応する。
『over the hill』には、1960〜80年代を象徴するオフロード車をモチーフにした車両が収録。プレイヤーはそうした車を運転し、広大で自然豊かな世界を冒険する。マップには、緑広がる草原から険しい谷、雪の積もる山岳地帯までさまざまな環境があり、また昼夜のサイクルや天候の変化も表現されるという。
本作はレースゲームではなく、自分なりのペースで荒野を探索するゲームプレイとなる。現時点で詳細は不明だが、探索するにあたっての目標や、何らかの隠し要素がマップ全体に配置されているとのことで、それを目指して道なき道を走ることになるのだろう。また、ポータルと呼ばれるオブジェクトを発見すると、マップの新たなエリアにアクセスできるようになる。
このほか、車両の装備を整えることが重要であるとも案内されており、装備品のカスタマイズ要素が存在する模様。厳しい自然環境の中を走行する際に役立つ装備が用意されているのかもしれない。トレイラーでは、協力プレイ時に川を渡る際に、仲間の車をウィンチで引っ張っている様子が見られる。
本作の開発元Funselektorは、ドリフトレースゲーム『Absolute Drift』や、ラリーレースゲーム『art of rally』を手がけ、高い評価を得ているスタジオだ。昨年には、Strelka Gamesと共同開発したレースチーム運営シミュレーションゲーム『Golden Lap』をリリース。どの作品もミニマルなアートスタイルが採用され、一方で『art of rally』では見た目に反して本格的な車両の挙動などが特徴。両スタジオは、本作『over the hill』でもそうした要素を継承しつつ、オープンワールドを探索するまた新たなジャンルに挑戦することとなる。
『over the hill』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。