終末世界サバイバルFPS『Forest Reigns』発表。“意思を持つ植物”を活用し、森に侵食されたパリを生き抜く
デベロッパーのVG Entertainmentは1月14日、サバイバルFPS『Forest Reigns』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。
本作は、ポストアポカリプスの世界でサバイバルする、RPG要素のあるシングルプレイ作品だ。世界は変異した森に侵食された状況にあり、絶えず変化する環境として表現されるという。
『Forest Reigns』の舞台となるのは、人類の大半がパンデミックで消滅してから5年後のパリだ。エッフェル塔や凱旋門などの有名なランドマークも存在するが、自然の猛威によって変貌を遂げた状態にある。プレイヤーは、この植物に覆われた街にてサバイバルをおこなう。資源が乏しいなか、物資を求めて探索したり、ツールをクラフトしたり、また敵と戦う場面も存在する。
本作の大きな特徴は、街を侵食する森にある。それは単なる背景ではなく、独自の意志と欲望を持つ意識的な存在だという。現時点で詳細はまだ明かされていないが、植物を銃で撃つなどして刺激を与えると、さまざまな変化や効果が現れる模様。たとえば、地面の木の根のようなものが盛り上がって遮蔽物になったり、銃弾を跳ね返すほど硬化したり、撃つと爆発したり、あるいは動くものに反応して襲いかかるものも。特に敵とのバトルにおいて、こうした植物の特性を上手く活用することが求められるようだ。
街には敵対する勢力の人間や、奇妙に変異した生物などがおり、多数用意されたミッションを通じて戦うことになる模様。一方で、協力関係を築くことができる派閥も存在するとのこと。プレイヤーの武器にはさまざまな種類の銃が登場し、アップグレード要素も用意される。本作にはこのほか、ノンリニアに展開されるストーリー要素もあり、プレイヤーの選択が物語の結末に影響を与えることとなる。
『Forest Reigns』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。