大金稼ぎパチンコローグライク『Ballionaire』大好評を得て早くも売上10万本突破。パチンコの「台」でビルド構築ゲーム、来年1月の大型アプデ示唆
パブリッシャーのRaw Furyは12月22日、newobjectが手がけたパチンコ・ローグライクゲーム『Ballionaire』について、売り上げ10万本を突破したと発表した。
本作は、PC(Steam)向けに先日12月10日に配信されたばかりであり、それから2週間足らずで早くも10万本という大台を達成となった。
『Ballionaire』は、パチンコをモチーフに物理演算を取り入れたローグライクゲームだ。さまざまなスタイルのパチンコ台がステージとして用意され、プレイヤーはステージの上からボールを落とし、5投以内に指定の金額以上を稼いで、長老に上納金を支払うことを目指す。成功すれば、目標金額がさらに引き上げられた次のラウンドへと進み、失敗すればゲームオーバーだ。
お金は、トリガーと呼ばれるアイテムを駆使して稼ぐことができる。トリガーは、ステージに初期配置されているほか、ボールを落とすたびにランダムに3つ提示され、選択したものをステージに追加可能だ。125種類以上存在し、ボールがヒットした際などにそれぞれの効果が発動。一定金額を獲得できたり、追加のボールを発生させたり、あるいは別のトリガーの効果と連動したシナジーを発揮したりなど、さまざまな効果が存在する。
また、上納金を納めて次のラウンドに進む際には、ランダムに3つ提示された中からアップグレードを入手できる。配置したトリガーは引き継がれ、アップグレードの効果も活かしながら、大金を生み出せるステージを作り上げるのだ。
本作は、PC(Steam)向けに今年12月10日にリリース。ユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約730件のうち91%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。トリガー配置の戦略性や、それが上手くハマった時に、派手な演出と共にどんどんお金が入る気持ち良さなどが好評だ。また同時接続プレイヤー数を確認すると、ローンチからじわじわと増加し、これまでのピーク時には約2700人を記録。その後も2000人前後を維持している(SteamDB)。ユーザーレビューの投稿割合や実況配信の様子から察するに、日本人プレイヤーが比較的多い作品となっているようだ。
そして今回、本作の売り上げが10万本を突破したことが発表された。発売から2週間足らずでの記録であり、上述した好調さが売り上げにも反映されたということだろう。なお発表の中で開発元は、来年1月には大きな計画があるとし、大型アップデートの配信を示唆。トリガーやステージ、楽曲の追加、あるいはMod対応やQoLの改善など、ユーザーが望んでいるものに対応したいとして、要望を受け付けている。
『Ballionaire』は、PC(Steam)向けに配信中だ。リリース記念セールとして、12月25日までは19%オフの999円(税込)にて購入可能となっている。