絶叫コースターづくり・テーマパーク運営シム『Parkitect』Steam版が日本語に対応。コースターを設計しパークを自由に建設、最大8人オンライン協力プレイ対応
デベロッパーのTexel Raptorは12月10日、テーマパーク運営シミュレーションゲーム『Parkitect』のPC(Steam)版について、日本語対応を追加した。
本作は、テーマパーク運営シミュレーションゲームの名作から影響を受けつつ、現代的な要素も導入し制作された作品だ。ソロプレイおよび最大8人でのオンライン協力プレイに対応する。
『Parkitect』にてプレイヤーは、ローラーコースターをメインのアトラクションとするテーマパークを建設し、運営をおこなう。ゲームモードは、キャンペーンモードとサンドボックスモードを収録。テーマパーク建設においては、さまざまな施設を自由に配置できるほか、地形をいじることも可能となっている。
テーマパークの目玉となるローラーコースターは、プレイヤーがいちから設計できる。ルートを設定するなかでは、上述した地形エディットも駆使することになるだろう。また、旋回させたり回転させたりなどの演出を取り入れて、絶叫アトラクションへと仕上げていく。あらかじめ用意された設計を活用することもできる。
運営においては、アトラクションや売店などから収益を得て、施設を維持・拡張させていく。さまざまな仕事に従事する従業員を、それぞれ雇うことも必要だ。そうして来場者を楽しませ、満足度を上げながら、少しずつテーマパークを発展させていくのだ。
本作は、2016年5月に早期アクセス配信が開始され、2018年11月に正式リリース。本稿執筆時点で、Steamユーザーレビューでは約6200件のうち94%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。同ジャンルの人気作『RollerCoaster Tycoon』を彷彿とさせるゲームプレイが好評で、またSteamワークショップに対応し、ユーザー制作のコンテンツが充実していることも評価されている。
そして今回、本作がついに日本語に対応したことが発表された。開発元によると、過去に携わった『Cities: Skylines』などを通じて、日本のプレイヤーは創造的な表現に非常に強い意欲を持っていることを学び、多くのプレイヤーに本作を楽しんでもらえると確信したため、実装を決めたとのこと。なお、本作のSteamワークショップには、日本の文化や建築にインスパイアされたユーザー生成コンテンツが数多く存在することも案内されている。
『Parkitect』は、PC(Steam)向けに配信中だ。なお、PC(Epic Gamesストア/GOG.com)版や、Xbox Series X|S/Xbox One版である『Parkitect: Deluxe Edition』の日本語対応状況については現時点で不明である。