『ファイナルファンタジーVII リバース』PC版は、ライティング調整で「ゲーム全体の光表現向上」。120fps対応、DLSS/VRR対応など多彩なオプション備える

『ファイナルファンタジーVII リバース』PC版は、カスタマイズ性に長けており、さまざまな設定ができるようである。

スクウェア・エニックスは12月13日、『ファイナルファンタジーVII リバース』PC版を来年1月23日に発売すると発表した。PC版に搭載される要素も明らかにされている。

『ファイナルファンタジーVII リバース』は、PS向けの『ファイナルファンタジーVII』のリメイクシリーズ三部作の二作目だ。対応プラットフォームはPS5。グラフィックは最新技術を用いたフル3Dになり、ターンベースだった戦闘はアクションベースに変化。前作『ファイナルファンタジーVII リメイク』ではミッドガル脱出を果たすまでの物語が描かれた。第二作目である『ファイナルファンタジーVII リバース』では、ミッドガル脱出からのクライマックスに向かう旅が展開。自由な探索をコンセプトに、広大なワールドマップの中でセフィロスの影を追っていくことになる。

『ファイナルファンタジーVII リメイク』シリーズは三部作となっており、一作目はミッドガル脱出まで、二作目は忘れらるる都までの物語を、オリジナル版をベースに新たな解釈が加えられ再創造された。完結作となる三作目を残す状態となっている。

『ファイナルファンタジーVII リバース』はこれまでPS5でのみ展開されてきたが、PC(Steam/Epic Gamesストア)版が来年1月リリース予定。

PCのリリースに際しては、以下のような要素が特徴とされている:

・ライティング調整によりゲーム全体の光表現が向上し、よりはっきりとした表現に

・デフォルトグラフィックオプションは、低・中・高の3つのモードが用意。120fps対応

・Steam Deck対応も進行中

・LOD(Level of Detail)段階・背景テクスチャの MIP(MIP map)段階をオプション設定で調整可能に。これにより高水準設定にした際のシーン全体のポリゴン密度・テクスチャ密度が従来よりも向上し、より美しく・精細な背景でプレイすることが可能に

・NVIDIA DLSS に対応することで、フレームレートの向上・画質のアップスケーリングが可能に。また、可変リフレッシュレート(VRR)にも対応

・コントローラーまわりは細かく対応。DualSense ワイヤレスコントローラーで PS5 版と同じ操作をできるほか、キーボード+マウス操作にも対応し PC でのプレイに幅広い選択肢を持てるように調整。キーボードのキー割り当てはカスタマイズが可能で、通常操作とミニゲーム中の操作を個別に設定が可能に

最低・推奨・最高環境は以下となる。いずれのスペックでも、SSDは必須だ:

なお同作PC版は定価9878円となるが、12月13日から2025年2月6日にかけての早期購入の場合、30%オフの6914円(プラットフォームにより誤差あり )で購入できるようだ。気になっている方はまずはストアページを見てみるといいだろう。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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