最大8人マルチ対応・脱出パズルゲーム『Escape Simulator 2』発表。ミステリアスなステージからの謎解き脱出を目指す人気シリーズ新作が、ビジュアルや遊びやすさなどパワーアップして登場
デベロッパーのPine Studioは12月7日、脱出パズルゲーム『Escape Simulator 2』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。
本作は、パズルや謎解きをこなしてステージからの脱出を目指す『Escape Simulator(脱出ルームシミュレーター)』の続編だ。前作は非常に高い評価を獲得し、これまでに250万本以上を売り上げている。
『Escape Simulator 2』は、ソロプレイおよび最大8人でのオンライン協力プレイに対応。ステージには、ドラキュラ伯爵の城や、呪われた海賊船、漂流する宇宙船など12種類が収録される。前作と比べて、全体的によりダークでミステリアスな雰囲気を持ち、またよりディテールの細かい環境となっていることが特徴だという。なお、プレイヤーを怖がらせるようなホラー要素はないとのこと。
そうしたステージには、攻略すべきパズルがさまざま配置。開発にあたっては、実際の脱出ゲーム設計の専門家や、前作において才能が認められたコミュニティの開発者の協力を得たそうだ。本作では、物理システムの改善がおこなわれ、さらにステージ内はインタラクティブ要素が満載とのことで、そうした面も謎解き要素に活かされているかもしれない。
技術的な側面としては、ほかにもレンダリングエンジンやアニメーションの改善、新規ライティングエンジンの実装、ネットコードの書き直しも実施されている。ビジュアル面やマルチプレイ時の遊びやすさが向上しているのだろう。なお、本作には「Room Editor 2.0」も収録。上述した新たな技術が取り入れられたツールを使い、独自の脱出ルームやパズルを設計できるモードだ。作成した脱出ルームの、ほかのプレイヤーとの共有にも対応する。
『Escape Simulator 2』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。