世界を支配する悪の立場を描くRPG『Tyranny』発売日決定、『Pillars of Eternity』のObsidianが手がける
Paradox Interactiveは10月13日、新作ファンタジーRPG『Tyranny』を11月10日に発売すると発表した。同作の開発は『Pillars of Eternity』や『Fallout: New Vegas』を手がけたObsidian Entertainmentが担当している。
善と悪それぞれの勢力が相まみえた大戦の結果、Kyros率いる悪の軍勢が勝利した世界が『Tyranny』の舞台だ。プレイヤーは法の番人であり刑の執行者Fatebinderとして世界中をまわり、君主Kyrosによる統治を徹底させる。
本作は『Pillars of Eternity』と同じく俯瞰視点のRPGで、主人公FatebinderとNPCコンパニオンで4人のパーティを組む。スキルベースの成長システムを採用しており、スキルタイプは武器・魔法・サポートの3種類に大別される。それぞれのタイプにはさらに細分化されたスキルがあり、バトルで使用することにより強化されていく。バトルはリアルタイムで進行するが、パーティに指示を送る際に一時停止させることも可能だ。
本作のゲームディレクターBrian Heins氏によると、スキルベースRPGにするということは、本作のゲームシステムを構築するうえで最初に決定した事項のひとつだったそうだ。キャラクターを成長させるにあたり自由度と柔軟性が非常に高く、Heins氏もお気に入りのシステムだという。
Kyrosによって支配された世界だが、Fatebinderの旅先ではさまざまな勢力による争いが起きており、プレイヤーは手を貸すか、あるいは敵対するか選択をせまられる。
『Tyranny』はWindows/Mac/Linux向けに11月10日発売予定。国内ではSteamで予約を受けつけており、通常版にあたる「Commander Edition」は4580円、サウンドトラックや詳細なマップなどが付属する「Archon Edition」は6080円、さらにデジタルガイドブックやアートブックが追加される「Overlord Edition」は7980円となっている。