“2ボタン“で戦うハイスピードアクション『Tokyo Waning Moon』11月26日発売へ。極限シンプル操作で迫りくるゾンビをバッサバッサと斬り伏せる


デベロッパーのMidnight Cupcakesは11月19日、ハイスピードサバイバルアクション『Tokyo Waning Moon』を11月26日にリリースすることを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Tokyo Waning Moon』は、左右から迫り来るゾンビを右攻撃・左攻撃のシンプルな操作で迎撃する2Dサバイバルアクションゲームだ。主人公の女子高生「ひばな」は画面中央に固定されており、どちらの方向に刀を振るかだけを決められる。コントローラーの十字キーの左右や、ボタンがそれぞれ左右の攻撃に割り当てられており、片手でも両手でもプレイできるシンプルな操作性だ。マウスやキーボードを使った場合でも同様で、さまざまなデバイスでお手軽プレイが可能だ。

本作の舞台は、ゾンビと化した人々が徘徊する夜の東京だ。この世界の空には、通称「Nyx」と呼ばれる満月が上っており、街の人々はその怪しい光を浴びることで徘徊者(ゾンビ)となってしまう。主人公ひばなは、そんな東京の夜を守る組織「NEF(Nyx Eradication Foundation)」に所属して、毎夜刀を振るっている。

本作では、各ステージ内で決まった敵がウェーブ形式で段階的に出現する。敵にはそれぞれ固有の体力やスピードが設定されているようで、主人公の体力がゼロにならないよう状況を的確に判断し、危険度の高い敵をしっかり処理していく必要がある。ダメージを受けることなく攻撃を当て続けることができれば、画面右下のチェインの数値が上がっていき、攻撃力やスコアにボーナスが乗るようになる。また、敵を倒すことで経験値を獲得でき、レベルが上がった瞬間に、ランダムに選出されたアップグレード項目が2択で表示され、攻撃力や防御力などのパラメータ上昇や攻撃範囲拡大などの強化が行える。


また、本作では敵を倒した時に獲得できるコインを使うことでもキャラクターを強化できる。この強化システムでは、攻撃力や最大体力、回復速度などの単純な強さを向上させるだけでなく、決められた順番でキー入力したときに発動するアビリティのアンロックも可能となる。たった二つのボタンで操作できるシンプルな作りでありながら、さまざまなアビリティを発動することができる爽快なアクションとなっている。


本作のストーリーは、ステージを進めたりボス級の特殊なゾンビを討伐したりしたときに、紐付けされた項目がアンロックされる形式で語られる。メインストーリーの流れやゾンビたちのバックグラウンドを知ることができ、ゲームの世界をより深く知るきっかけとなる。


本作のデベロッパーであるMidnight Cupcakesは個人ゲーム開発者であるAyumi氏のインディゲーム開発スタジオで、東京に拠点を置く。これまでにPanic社の小型コンソール『Playdate』に向けた幼児向けゲームを開発、itch.ioにて配信している。また、現在はビジュアルノベル『ぽんこつうさぎと解けない謎』、乙女ゲーム『転生うさぎは恋をする』などを同時開発中とのこと。

『Tokyo Waning Moon』はPC(Steam)向けに11月26日リリース予定。