刀弾幕斬りシューティング『百合太刀降魔伝(ゆりたちごうまでん)』Steamにて11月23日発売へ。射撃をしつつ「刀」で敵弾パリィ


デベロッパーのPico Gamesは11月18日、パリィで形勢逆転できるシューティングアクションゲーム『百合太刀降魔伝(ゆりたちごうまでん)』を11月23日にリリースすることを発表した。プラットフォームはPC(Steam)。

『百合太刀降魔伝』は、大量の敵と弾が飛び交う、横スクロールの弾幕シューティングアクションゲームだ。主人公は、黒百合・白百合。大きな雷によって奉納されていたお社と鞘が壊れてしまい、直接妖怪悪鬼の成敗に出向くことになった二振りの神通刀だ。二振りは、一方が人の姿、もう片方が刀となって共に戦うことにした。


本作ではキャラクターが刀による斬撃と射撃の2種類の攻撃方法を持ち、飛んでくる弾に対して刀を振ると一部の弾を打ち消すことができるのが最大の特徴だ。弾幕の狭い隙間を縫って回避することも可能だが、積極的に刀を振り「居合」ゲージを溜めることでボムを発動できるため、弾を斬れば斬るほど反撃のチャンスに繋がる仕組みとなっている。射程の長い射撃と、弾幕を粉砕する刀を使い分けながらステージを進んでいくことになる。

また、本作ではボス級の大型の敵も近距離用の武器を振り回して攻撃してくることがある。このようなときにも、タイミングを合わせて刀を振るうことでパリィが可能となっている。パリィに成功した場合には「一定時間無敵」や「居合ゲージ上昇」など、その後の戦いが有利になる恩恵が得られる。相手の動きをよく見て攻防一体の動きをすると派手な演出も見られ、爽快なアクションを楽しめそうだ。


本作には、「霊泉」システムも存在。戦闘中は禍々しい姿だった妖怪もステージで成敗したあとは可愛くなり、「霊泉」では、一緒にお風呂に入ってキャラクターの強化を行える。ステージ内ではさまざまな攻撃技を習得できるほか、戦闘で稼いだポイントを用いる永続強化システムも豊富に用意されているとのこと。繰り返しプレイすることでパラメータを上昇させ、手強いボスにも勝利できるようになっているそうだ。


デベロッパーのPico Gamesは大阪に拠点を置く個人ゲーム開発スタジオだ。これまでに、ターン制ストラテジー『ドールエクスプローラー』をリリースし、好評を博している。本作では、シューティングやアクションに苦手意識があるプレイヤーにも積極的に刀を振ってもらい、弾が消せるシューティングを楽しんでほしいとのこと。また、本作ではリリース後にほか

のインディーゲームとのコラボステージを、無料アップデートの形で追加実装する予定だそうだ。続報はPico Gamesの公式Xにて随時発表されるとのこと。

『百合太刀降魔伝』はPC(Steam)向けに、11月23日リリース予定。