水没都市のんびり系サバイバル『I Am Future』11月13日に正式リリースへ。海に沈んだ巨大都市を探索しつつ拠点を充実させる終末屋上生活


パブリッシャーのtinyBuildは11月5日、Mandragoraが手がけるサバイバルゲーム『I Am Future』を、11月13日に正式リリースすると発表した。現在本作はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。ゲーム内は日本語表示に対応している。

本作は、文明崩壊後の水没世界を舞台にする作品だ。サバイバル要素はあるものの、居心地の良い生活環境をのんびり作り上げるゲームプレイが特徴となる。


『I Am Future』の世界では、企業同士の数十年にわたる争いの結果社会は崩壊し、巨大な都市だったコスモポリスは廃墟と化して海に沈んだ。プレイヤーは、海面から顔を出したビルの屋上でひとり目を覚ました主人公となり、この荒廃した世界での生活をスタートさせる。

コスモポリスにはいくつかのエリアが存在し、数々のビルの屋上が島のようなかたちで存在。プレイヤーは周囲を探索し、資源を集めて必要な道具などをクラフトしながら拠点を充実させていく。古い家電製品などは分解してパーツを獲得でき、設計図をもとに新たなガジェットを作成可能だ。菜園を作ったり釣りをしたりし、入手した食材で料理を作る要素も存在する。

このほかAIロボットを作成すれば、作業を自動化させたり、会話を通じて関係を築いたりといったことが可能。また、突然変異した生命体が拠点を襲うことがあるため、その対策も求められる。本作ではそうして屋上暮らしをしながら、この世界に何が起こったのかや、主人公がこの場所でひとり目覚めた謎を調べることにもなる。

 


本作は、2023年8月にPC(Steam)にて早期アクセス配信が開始。その後4回の大型アップデートが配信され、新エリアや天候システム、プレイヤーキャラクターのバリエーション、建物のデコレーション要素などのコンテンツが追加されてきた。また、Steam Deckを含むコントローラー操作への対応や、UIの改善なども実施。本稿執筆時点で本作は、ユーザーレビューにて約2200件のうち88%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得しており、売り上げは10万本を突破しているとのこと。

正式リリースにあわせて配信される第5弾大型アップデートでは、コスモポリスのさらなるエリアにアクセス可能となり、ストーリーはついに完結。爆弾のような姿の新NPCとの出会いも待っているという。また、広大な屋上内での移動に便利なテレポート機能や、新たな種類の資源、資源の解体リサイクル要素、釣れる魚や料理の種類の追加などもおこなわれる予定となっている。

『I Am Future』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。そして11月13日に正式リリース予定だ。