協力マルチ対応幽霊調査ホラー『Phasmophobia』売上2000万本突破。コンソール版の売上も絶好調でますます勢いづく
デベロッパーのKinetic Gamesは11月1日、サイコロジカルホラーゲーム『Phasmophobia』の売り上げが2000万本を突破したと発表した。本作は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中。
本作は、超常現象調査チームのメンバーとなり、霊的存在が潜むといういわく付きの物件を調査する作品だ。ソロプレイおよび最大4人オンライン協力プレイに対応し、クロスプレイにも対応している。
『Phasmophobia』には、一般的な民家から廃校、精神病院まで多種多様な環境のマップが用意され、レイアウトはもちろん、独自の仕掛けなども存在。プレイヤーは、それぞれの場所に取り憑いているゴーストの証拠を掴むことを目指す。ゴーストは、特徴・性格・能力の異なる20種類以上が存在し、調査のたびに異なるゲーム体験を楽しめる。
調査においては、懐中電灯やビデオカメラ、またEMFリーダーや紫外線ライト、スピリットボックス、D.O.T.S.プロジェクターなどのガジェットを選択して持ち込む。ゴーストの種類によって、その痕跡を捉えるために有効なガジェットがあるため、上手く駆使するのだ。ガジェット以外にも、さまざまな効果を発揮するアイテムを購入可能。また本作には、ゴーストに襲われないよう正気度を保つ要素や、安全な場所から調査をモニターして仲間をサポートできる要素なども存在する。
本作は、2020年9月にPC(Steam)にて早期アクセス配信が開始。その後開発が進められるなかでは、マップやゴースト、ガジェットなどのコンテンツの追加のほか、新たなシステムの導入やビジュアルの改善などもおこなわれてきた。また、先日10月30日にはPS5/Xbox Series X|S版も配信開始。PS5版は、PC版と同じくVR(PS VR2)でのプレイにも対応している。
そして本日11月1日に、本作の売り上げが2000万本を突破したことが発表された。なお、発売されたばかりのPS5/Xbox Series X|S版も、すでに25万本を売り上げているとのこと。本作は本稿執筆時点で、Steamユーザーレビューにて約58万3000件のうち96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。またPS Storeでのプレイヤー評価も、約4100件が投じられ4.87(5点満点)を得ている。そうした人気の高さが売り上げにもつながったのだろう。
『Phasmophobia』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中だ。なお現在本作では、ハロウィンにあわせたコミュニティイベントBlood Moonが、海外時間11月13日まで実施されている。