Cygames、グローバル展開強化のため韓国と台湾での体制を変更。台湾は歴戦のベテラン桂毅氏が担当


Cygamesは10月25日、Cygames Korea、Cygames Taiwan経営体制変更を発表した。現地に新しい要人を置き、グローバル展開を強化するようだ。

Cygamesは、2024年2月にリリースした『GRANBLUE FANTASY: Relink』をはじめとするコンソール作品や、2025年にモバイルとPCでリリースを予定している『Shadowverse: Worlds Beyond』の開発などをあげ、グローバル展開に注力しているとコメント。その展開を加速させるうえで重要な地域である韓国と台湾の経営体制を変更するとのこと。これによって、現地におけるマーケティング、プロモーション、ライツ事業のさらなる強化を目指すそうだ。

具体的には、Cygames Koreaには代表取締役として千葉則夫氏が着任。現地責任者としては原 直樹氏が就くという。またCygames Taiwanについては、代表取締役・現地責任者として桂毅氏が着任する。桂氏については、かつてコーエーテクモゲームスに長年在籍していたマーケティング・プロモーションのベテラン。昨年Cygamesに活躍の場を移していたが、今度は台湾という場所で、その知見を活かしていくことに期待したい。

Cygamesはここ数年支社/現地法人展開を強化しており、昨年にはアメリカ合衆国現地法人Cygames Americaおよびイギリス現地法人Cygames Europeを設立。今年5月にはCygames Singaporeを開設し、それぞれトップにはいずれもゲーム業界の経験あるベテランのスタッフが着任している。韓国や台湾はしばらく前から事業展開されているが、今回の体制変更によっても、同社に理解のある日本人スタッフが、現地での展開を加速させていくのだろう。