自由度絶大SFローグライク『Caves of Qud』ついに12月5日正式リリースへ。“何でもできる”荒廃地球冒険ゲーム、開発期間17年を経て

Kitfox Gamesは10月22日、『Caves of Qud』を2024年12月5日にリリースすることを発表した。本作は文明崩壊後の地球が舞台のローグライクゲームだ。

パブリッシャーのKitfox Gamesは10月22日、『Caves of Qud』を2024年12月5日にリリースすることを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io/GOG.com)。2007年の開発開始から17年が経過した本作が、ついに正式リリースされることになる。

『Caves of Qud』は、文明崩壊後の地球が舞台のローグライクゲームだ。ランダムに生成されるマップやゲーム内の行動がターン制になっているといったローグライクの要素を受け継ぎつつ、本作では遙か未来の地球という独自の世界観に浸ることができる。主人公は文明が滅びた原因を解明するため、世界中を旅して旧文明が残した遺跡や文献を調べていく。

Steamストアページで「何でもできる(Anything and Everything)」と謳われているように、本作の自由度は極めて高い。ヤギを仲間にして主人公と一緒に戦わせることもできれば、自分自身のクローンを作成して食料にすることもできる。ゲーム開始時にキャラクタークリエイトで主人公を作成するが、そのバリエーションも実に多彩だ。プレイヤーの選択によっては亀の甲羅を持つミュータントのガンマンといった奇想天外な主人公を作ることもできる。

 


アメリカに拠点を置くデベロッパーのFreehold Gamesは、2007年に本作の開発をスタートさせた。Steamでは2015年に早期アクセスが配信されており、ユーザーからは自由度の高さや本作独自の世界観などが高く評価されている。記事執筆時点のSteamユーザーレビューでは、約7300件中95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得した。

早期アクセスの時点で約50~100時間はプレイできるほどのボリュームがあった本作。正式リリース版では、メインストーリーの最終クエストが登場する。グラフィックやサウンドトラックに新しいものが追加されるほか、早期アクセスでテストされていたチュートリアルも実装される予定だ。なお、正式リリース後も本作の開発が続行されることが発表されている。


『Caves of Qud』は、PC(Steam/itch.io/GOG.com)向けに2024年12月5日に正式リリース予定。正式リリースに伴い、早期アクセスからの値上げが予定されている。Steamでは10月30日までの期間限定で早期アクセス版が定価15%オフの1742円になるセールが実施されているので、興味がある場合はお得なうちに購入しておくといいだろう。

Ryuichi Kataoka
Ryuichi Kataoka

「ドラゴンクエストIII」でゲームに魅了されました。それ以来ずっとRPGを好んでいますが、おもしろそうなタイトルはジャンルを問わずにプレイします。

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