死にゲーアクションRPG『トライブナイン』、Steam体験版に人集まる。国産だけど英語圏ユーザーが7割らしい


アカツキゲームスは10月15日に、Steam Nextフェスにあわせて『トライブナイン』の体験版「死遊体験版」をSteam向けに配信開始した。同体験版に人が集まっているようだ。特に英語圏ユーザーが多いという。

『トライブナイン』は、死にゲー×アクションRPGだ。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Android。本作は『ダンガンロンパ』シリーズを手がけた小高和剛氏率いるトゥーキョーゲームスとアカツキゲームスの共同プロジェクト。小高和剛氏は世界観原案を担当しており、アカツキゲームスが開発を担当する。


その他にも音楽は『ダンガンロンパ』シリーズの楽曲を手がけた高田雅史氏、『スプラトゥーン』シリーズなどで作曲を担当した永松亮氏、キャラクターデザインはトゥーキョーゲームス所属のクリエイターである小松崎類氏としまどりる氏が担当している。

ゲームシステムとしては、アクションRPGとなっている。プレイヤーはフィールドを移動しつつ、敵とエンカウントすることで戦闘がスタート。アクション要素の強いバトルが展開される。ヒリつきのあるストーリーを楽しみつつ、ハードなバトルをこなしていくのだ。

本作は完全新規IPでの運営型ゲームであるが、同ジャンルとしては珍しくSteam推しである。「死遊体験版」もSteamでリリースされており、最大同時接続プレイヤー数は1803人を記録(SteamDB)。Steam Nextフェスで配信されている新作の体験版としては上位に入っている。


この点についてアカツキゲームスに訊いたところ、同体験版のユーザーの7割が英語圏ユーザーとのこと。『トライブナイン』はgamescom Opening Night Live 2024でトレイラーを掲出するなど、英語圏への露出を強化しており、そうしたプロモーションの傾向がユーザーの言語特色にもつながっているだろう。

なおSteamでの体験版の評価は「賛否両論」。特にアクション戦闘面について、敵が硬いことを含めて賛否が分かれている模様だ。なお死遊体験版には、8月に実施されたクローズドβテスト「死遊テスト」のフィードバックを受けて、さまざまな調整が盛り込まれていた(関連記事)。今回の死遊体験版でのユーザーの声も、開発に反映されていくだろう。リリースに際しては戦闘面などがどのように調整されるのかが注目されそうだ。こうした評価を含めて、中身が気になる方は遊んでみるといいだろう。

『トライブナイン』死遊体験版はPC(Steam)で配信中。10月22日午前2時まで遊ぶことが可能だ。