Nintendo Switch版『S.T.A.L.K.E.R.: Legends of the Zone Trilogy』10月31日配信へ。人気サバイバルホラーFPS三部作が、最適化されついにSwitchに登場
セガは10月10日、サバイバルホラーFPS『S.T.A.L.K.E.R.: Legends of the Zone Trilogy(ストーカー:レジェンズ・オブ・ザ・ゾーン・トリロジー)』のNintendo Switch版を、10月31日に配信すると発表した。価格は6578円(税込)。
本作は、GSC Game Worldが手がけた『S.T.A.L.K.E.R. Shadow Of Chernobly』『S.T.A.L.K.E.R. Clear Sky』『S.T.A.L.K.E.R. Call of Pripyat』という三部作の移植版をセットにした作品だ。なお、各タイトルは単品販売もおこなわれ、価格は各3168円(税込)となる。
『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズでは、1986年に原子力発電所の爆発事故が起こったチョルノービリ(チェルノブイリ)周辺が舞台となる。本作の世界においては、その後2006年に謎の大爆発が発生。周囲30平方kmが核汚染され、突然変異によるモンスターが生息する、ゾーンと呼ばれる危険地帯が生まれている。作中に登場するNPCが、独自の判断で行動する生態系シミュレーター「A-Life」が本シリーズの特徴のひとつだ。
シリーズ1作目である『S.T.A.L.K.E.R. Shadow Of Chernobly』では、独自の目標と欲望を持ちゾーン周辺で生活しているストーカーとなり、サバイバルをおこなう。ゾーン内には、強欲な悪党や一攫千金を狙うストーカーも存在し、探索を通じて貴重な装備や物資を得ながら物語を進めていくのだ。
続く『S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky』は、前作の前日譚として、ゾーン解明に向けて調査をおこなうクリアスカイグループの物語が描かれる。チョルノービリ原発事故以来の巨大なエネルギー爆発グレートエミッションによってゾーンが再構築され、新たな領土アーティファクト・フィールドが発生。その勢力圏をめぐって各派閥による抗争が始まり、プレイヤーはいずれかの派閥に属すのか、あるいは器用に立ち回り各派閥と関わるのかを選択しながら調査をおこなう。新要素として、アーマーや武器の修理・改造が可能となっている。
そして『S.T.A.L.K.E.R. Call of Pripyat』は、シリーズ1作目の続編だ。主人公のアレクサンダー・デグチャレフ少佐が、ゾーン周辺で発生した政府軍ヘリの墜落事故を調査に向かう物語が展開される。本作では、沼地のザトンや、ジュピタープラントの工業地帯、ゴーストタウンのプリピャチ、秘密の地下墓地など、さらなるエリアが探索可能に。また、新種のアノマリーや獰猛な捕食者のキメラ、テレパシー能力を持つミュータントのブラーという新たな脅威も出没する。
今回発表されたNintendo Switch版では、ジャイロセンサーを使用した射撃や、インターフェイスやコントロールのタッチスクリーン対応、そして携帯モードとTVモードへの対応が実施。Nintendo Switchでより遊びやすくなるよう最適化がおこなわれている。
『S.T.A.L.K.E.R.: Legends of the Zone Trilogy(ストーカー:レジェンズ・オブ・ザ・ゾーン・トリロジー)』のNintendo Switch版は、10月31日配信予定。収録各タイトルの個別販売もおこなわれる。なお、日本での配信時間は当日の23時に予定されている。また、本作はPS4/Xbox One版が現在配信中である。