惑星のんびり系サバイバルクラフト『Wild Planet』10月24日にSteam早期アクセス配信へ。マルチ対応、幻想惑星でリラックス建築しつつ、ときどきエイリアンと死闘


デベロッパーのMonkey Factory Media Lukyantsevは10月7日、見下ろし型惑星サバイバルクラフトゲーム『Wild Planet』を10月24日に早期アクセス配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発表に際して、新たなゲームプレイトレイラーも公開されている。

本作は、未知の惑星を舞台とするオープンワールドサバイバルクラフトゲームだ。ゲームプレイは見下ろし型視点にて展開される。プレイヤーは惑星に不時着するところから始まり、未開の自然のなかで生き残るために、バイオームの探索、資源の採集、そしてクラフトなどをおこなっていく。拠点を作り生活が安定してきたら、より効率的なクラフトによって探索の範囲を拡大させたり、農業を始めたりすることも可能となる。また、早期アクセス配信開始時点で最大4人のオンラインマルチプレイにも対応する見込み。


オープンワールドサバイバルクラフトとしての本作の特徴は、ダンジョン探索に力を入れて開発されていることだろう。ダンジョン探索の深度によって異なる行動パターンを持つボスが出現し、倒した際の報酬もボスごとに異なるという。報酬として得た新たなクラフトを用いて装備を強化し、未到達の深度を目指してまたダンジョンを探索する、というゲームプレイは古典的なRPGにインスパイアされたものだという。

また、新たなクラフトを入手することで今まで到達できなかったバイオームへ行くことも可能となる。各バイオームには固有のリソースや敵が存在し、新たなクラフトの素材となるようだ。このほか本作は「Chill Survival」とアピールされており、ローポリゴンで構築された幻想的な惑星にて、まったり黙々と楽しめるゲームとなりそうだ。


本作を手がけるMonkey Factoryはスイスを拠点とするスタジオだ。メインの開発メンバーが3人という少数体制で開発が行われているとのこと。本作はすでに3年以上の開発期間を経ており、ゆっくりとしたペースながら着実に開発が進められてきたようだ。9月にはデモ版も配信されており、今回の配信日発表にあわせてマルチプレイに対応する新バージョンのデモ版もリリースされた。

そんな本作が早期アクセスに踏み切る理由としては、現段階で十分な量のコンテンツを用意できており、多くのプレイヤーに遊んでもらうことでフィードバックを得たいという狙いがあるという。早期アクセスは2025年の第3四半期までを予定しており、その間に新たなバイオームや敵、レシピやクラフトステーションの追加が計画されている。

『Wild Planet』の早期アクセスはPC(Steam)向けに10月24日に開始予定。