卵を握りしめて割れないギリギリを攻めるゲーム『Egg Squeeze』が、明日Steamに来る。できるだけ握り続ける、でも割っちゃダメなチキンレース


デベロッパーのMATTER GAMESは9月30日、卵が割れる直前まで握りつづけるクリッカーゲーム『Egg Squeeze』を10月2日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Egg Squeeze』は、卵が割れるギリギリまで片手で卵を絞るように握りしめるクリッカーゲームだ。プレイヤーは「卵絞り試験」のテスターに選ばれ、マウスのボタンを長押しする操作により卵を握ることになる。一つ一つの卵を握る時間は短時間で、画面に表示される「EGGSANITY」のゲージなどを参照しながら、卵が割れる起点になる破断点を探っていく。しかし、実際に卵が割れてしまってはゲームオーバー。あくまで、割れる直前に手を離すことがステージクリアの条件となる。文字通りの「チキンレース」と言ったところだ。


本作では、連続で卵を割らずに握り続けられた個数「STREAK」が記録されると同時に、卵との相乗効果によって決定されるスコア「SYNERGY」ポイントのハイスコア競うことができる模様。1~3時間でクリア可能な「コア」モードと、無制限に卵を握り続けることのできる「無限スクイーズ」モードをプレイ可能。また、ゲーム内には多数の隠し要素も仕込まれているとのこと。卵ゲーだけに、イースターエッグが豊富ということだろうか。無限スクイーズモードで卵を繰り返し握りしめつつ、隠し要素探しを楽しめそうだ。


本作は、マウスの長押しをどこでやめるかのみが問われるシンプルな作りのゲームでありながら、サウンドトラックは50曲以上も収録されているとのこと。これらの楽曲制作には、複数のインディーゲーム作曲家が携わっているようだ。作曲を担当したコンポーザーの中には、リリースを前にゲームの話題に「卵絞り」画像で乗っかっていく者も見受けられる。


本作のデベロッパーMATTER GAMESは、個人ゲーム開発者のJoe氏によるインディーゲーム開発スタジオだ。同氏は楽曲制作やアート・イラストなどのグラフィックデザインも行うソフトウェアエンジニアで、現在はアクションパズルゲーム『Reflectile』の開発を進めているとのこと。

『Egg Squeeze』は、10月2日PC(Steam)にて配信予定。