デッキ構築型「都市建設」ゲーム『Technotopia』Steamにて10月17日配信へ。わがままな4つの派閥のバランスを取り持ち完璧未来都市を目指す、戦略街づくり


パブリッシャーのAlawarは9月30日、Yutasが手がけるデッキ構築型都市建設ゲーム『Technotopia(テクノトピア)』を10月16日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、日本では時差の関係で10月17日配信となるようだ。

本作にてプレイヤーは、完璧な都市を構築するために作られたAIとなり、理想のメトロポリスを建設する。この世界には4つの派閥が存在し、それぞれに配慮しバランスを保つことが目標となる。

『Technotopia(テクノトピア)』の舞台となる世界では、社会や経済における対立が発生。そこで、人々にとって完璧なバランスを実現させるべく、都市の首長によってユートピアを作るためのアルゴリズムが作られた。プレイヤーはそのAIとなって都市建設を担う。

建設は、デッキに組み込まれたカードを使っておこなうかたちとなり、高層地区や庭園、住宅地区、高速道路など100種類以上のカードが用意される。舞台となる都市には、資本主義者・貴族主義者・政治家・一般人という4つの勢力が存在し、建設した構造物の種類によって各勢力のパワーバランスが変動する仕組み。また、都市が一定段階まで発展するたびに、特定の建設における効果を高めるなどのアップグレードを獲得できる。


本作では、その4つの勢力のパワーバランスをなるべく均衡に保つような都市建設が求められる。建築物の種類によって、特定の勢力の影響力を増減させたり、一度に複数の勢力に影響を及ぼしたりなどでき、そうした効果を吟味して建設をおこなうのだ。また建築物にはいくつかのシナジー要素も用意され、適切な組み合わせを見出すことで、より大きな効果を発揮できるという。

各勢力は、それぞれ自らのエゴを通そうしているため、プレイヤーには調停者としての判断が求められる。ゲームを進めるなかでは、各勢力からさまざまな要望が寄せられるイベントが発生することがあり、それを受け入れるかどうかはプレイヤー次第だ。また、都市にはハッカーや成金、犯罪者、発明家など多種多様な住民がおり、優秀な人材と会話を交わし協力を得て、秩序を獲得することも重要になるとのこと。

『Technotopia(テクノトピア)』は、PC(Steam)向けに10月17日配信予定だ。