ヴァンパイア狩りサバイバー系FPS『Vampire Hunters』Steamにて10月30日正式リリースへ。画面を埋め尽くすほどの大量の銃で、敵の大群を蹴散らす


デベロッパーのGamecraft Studiosは9月30日、ローグライトサバイバーFPS『Vampire Hunters』を10月30日に正式リリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。またこれにあわせて、Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One版も配信開始される。

本作は、ヴァンパイアや悪魔の大群を狩るシングルプレイFPSだ。『Vampire Survivors』などの流れを汲む、いわゆるサバイバー系の作品となる。ゲーム内は日本語表示に対応。


『Vampire Hunters』では、“最強のトランシルバニア人”だというキャラクターになって、複数用意されたマップから選択してヴァンパイアや悪魔の大群と戦う。プレイヤーキャラクターには、バーサーカーやスカウト、パラディンといったクラスが存在。それぞれ耐久力や機動性などに強み・弱みがあり、また固有の能力も備わっている。

武器には、拳銃やサブマシンガン、散弾銃、パルスガン、ランチャーなど多彩な銃器、またボウガンや火炎放射器のようなものも用意され、初期武器を選択して戦いに挑む。基本的なシステムはサバイバー系の他作品に倣ったものとなり、敵を倒して経験値を稼ぎ、レベルアップした際に追加の武器や強化を入手。武器は、プライマリ・セカンダリにあわせて10種類以上を同時に装備でき、またさまざまなバフ効果を得られる装備やアイテムも存在する。

各プレイヤーキャラクターには、スキルツリーおよび永続的アップグレード要素が用意され、獲得したリソースを消費してキャラクターの恒久的な強化をおこなえる。スキルツリーでは、特殊なスキルの習得や基本ステータスの強化などが可能。一方の永続的アップグレードでは、攻撃・守備・ユーティリティの項目に分けて、攻撃力や最大HP、機動力などのステータスを強化できる。


本作は2023年7月にPC(Steam)向けに早期アクセス配信が開始。それからさらに開発が進められるなかでは、新規のマップや武器、敵、ボスなどのほか、クラス別のキャラクターやスキルツリーなどのさらなるアップグレード要素が追加されていった。またマップの構造などに手が入れられ、よりサバイバー系作品らしいゲームプレイへと変貌していったという経緯もある。この間には日本語にも対応している。

本稿執筆時点で本作は、Steamユーザーレビューにて約400件のうち86%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。弾幕で敵を圧倒できるようになるまでには、しばらくやり込む必要はあるものの、爽快感あるFPSゲームプレイを楽しめるとして好評だ。なお正式リリース時に予定されている大型アップデートでは、4つのマップや、3人のプレイヤーキャラクター、そして多数の武器やアップグレード要素、敵などが追加されるとのこと。

『Vampire Hunters』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。そして10月30日に正式リリース予定だ。また同時に、Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One版も配信開始される。