『デス・ストランディング2』ゲーム内に登場するジャケットが製品化され、海外ではマッハで売り切れ。お値段約25万円ながら瞬殺
KOJIMA PRODUCTIONSは9月29日、アパレルブランドACRONYMとコラボしたジャケット「J91-WSDB」を国内外で発売した。『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』の作中にも登場するジャケットを製品化したものだ。価格は約25万円であるが、海外では瞬く間に売り切れてしまうほどの人気となったようだ。
『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』は、2019年発売の『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』の続編だ。主人公のサムは、人類を絶滅から救うために仲間と共に新たな旅を始め、UCA(アメリカ都市連合)を越えた未知の荒野へと向かう。
KOJIMA PRODUCTIONSは9月30日に、東京ゲームショウ2024の会場にて「PlayStation Presents『DEATH STRANDING 2』Special Stage」を実施。本作の制作を率いる小島秀夫監督や出演声優陣らが登壇し、本作の最新情報が届けられた。その中では、初公開のゲームプレイ映像が披露(関連記事)。上に掲載した写真撮影イベントもそのひとつで、女性キャラクターたちが黄色のジャケットを着て撮影に応じている。そしてステージでは、そのジャケットが実際に製品化されて販売されることが発表された。
「J91-WSDB」と名付けられたそのジャケットは、ドイツ・ベルリンに拠点を置く人気アパレルブランドACRONYMとのコラボによって製品化された。多機能ウェアであるとされ、軽量ながら暖かく、柔らかくも防護性の高い素材が使用されているという。また本作の世界観を表現したデザインが施され、アートディレクションはKOJIMA PRODUCTIONSの新川洋司氏が担当したそうだ。
「J91-WSDB」は黄色と黒色の2色展開にて、日本ではKOJIMA PRODUCTIONSの公式ストアで、海外ではACRONYMのストアで9月29日12時に販売開始。すると海外では、それから30分経たずして売り切れとなってしまった。本稿執筆時点でも「SOLD OUT」と表示されており、一方日本ではまだ注文可能な模様。ちなみに、日本での価格は24万8600円、海外では1540ユーロ(約24万5000円)となっている。
ACRONYMのジャケット製品としては珍しくない価格帯ではあるものの、そこそこ高額。どれだけの数量が用意されていたのかは定かでないが、海外では“瞬殺”された格好だ。期待集まる『DEATH STRANDING 2』に登場するジャケットを実体化させたことや、KOJIMA PRODUCTIONSとACRONYMのコラボであること、また国内外から注目された東京ゲームショウ2024でのステージにて発表されたことなどにより、購入者が殺到したのかもしれない。
『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』はPS5向けに開発中。2025年内には発売日が発表される見込みとなっている。また、「J91-WSDB」はKOJIMA PRODUCTIONS公式ストアにて国内向けに販売中である。