逃走もアリな対戦ソードアクションゲームの続編『Nidhogg 2』が正式発表。ビジュアルは前作から様変わり

開発スタジオMesshofは、海外メディアPC Gamerを通じて『Nidhogg 2』を正式発表した。2014年1月にリリースされた対戦ソードアクションゲーム『Nidhogg』の続編となるタイトルで、新たにアーティストのToby Dixon氏が開発に参加しビジュアルを一新している。発売は2017年中を予定しているという。

開発スタジオMesshofは、海外メディアPC Gamerを通じて『Nidhogg 2』を正式発表した。2014年1月にリリースされた対戦ソードアクションゲーム『Nidhogg』の続編となるタイトルで、新たにアーティストのToby Dixon氏が開発に参加しビジュアルを一新している。発売は2017年中を予定しているという。

2014年1月にリリースされた『Nidhogg』は、『プリンス・オブ・ペルシャ』の剣戟パートを抜き出し拡張したような対戦ソードアクションゲームだ。プレイヤーは手に持ったソードでさまざまな剣撃を繰り出して相手と戦う。攻撃はいずれも一撃必殺の破壊力だが、勝利条件が相手プレイヤーを倒すことではなく、最端のエリアへと到達することなのがユニークな点(倒れたプレイヤーは数秒後にリスポーンする)。敵と戦闘するだけでなく、ひらりと敵の攻撃を避けて逃げるといった戦略を取ることも可能となっている。

続編となる『Nidhogg 2』にてまず目につくのは、前作からの大幅なグラフィックスタイルの変化だろう。冒頭で述べたように本作の開発にはアーティストのToby Dixon氏が参加しており、MesshofのKristy Norindr氏とMark Essen氏は戦闘パートの開発に専念しているとのこと。前作の『カラテカ』的でありつつも幻想的なビジュアルは、コミカルで潰れた「シンプソンズ」のようなテイストになっており、なかなか衝撃的だ。一方で戦闘パートでは弓矢や短剣、斧といった新たな武器の数々が追加されているとのことだ。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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