高難度グロテスクアクション『ブラスフェマス 2』大型DLC11月1日配信へ、「懺悔の剣」を巡る新ストーリーや巨大新エリアなど盛りだくさん。同時に無料アプデも来る


パブリッシャーのTeam17は9月23日、The Game Kitchenが手がけたアクションゲーム『Blasphemous 2(ブラスフェマス 2)』向けのDLC「Mea Culpa」を、10月31日に配信すると発表した。Steamストアページによると、日本では時差の関係で11月1日配信となるようだ。また同時に、ニューゲームプラスなどを導入する無料アップデートも配信される。

本作は、2019年にリリースされたメトロイドヴァニア・アクションゲーム『Blasphemous(ブラスフェマス)』の続編だ。プレイヤーは、死と転生の輪廻に閉じ込められた主人公の悔悟者となり、広大なマップを探索しながら異形の敵と戦う。武器にはタイプの異なる3種類が用意され、それぞれスキルツリー形式にて強化できる。宗教色の強い独特な世界観とグロテスクなビジュアルなどが特徴で、前作共々高評価を得ている。


今回発表されたDLC「Mea Culpa」では、前作における悔悟者が手にしていた武器・懺悔の剣を巡る物語が描かれ、新たなエンディングも追加。懺悔の剣が使用可能となるようで、前作にはなかった攻撃やコンボ、特別な能力が取り入れられているという。また、“斬新で残忍な処刑や能力”も用意されるとのこと。

DLC導入により、“かつて忘却の彼方に葬られた”2つの巨大な新エリアがマップに追加。あわせて2体の新ボスも登場する。このほか、4つの新規クエストや、新たな共鳴、能力、祈詞、ロザリオの珠といったコンテンツも追加されるそうだ。DLCのボリュームとしては、物語を隅々まで楽しむなら6〜8時間程度とされている。

 


DLC「Mea Culpa」と同時配信される無料アップデート「True Torment Update」では、まずニューゲームプラスが導入される。クリア済みのセーブデータにて周回プレイができるモードで、敵を強化したりトラップで即死したりなど、難易度の調整オプションも用意されるという。

また、マップの茨歌う森・沈みし大聖堂・蜃気楼の聖塔の3エリアが拡張され、新たなチャレンジ要素が取り入れられる。探索済みのエリア間を行き来できる、新たなファストトラベル機能も導入されるそうだ。このほか、悔悟者の新たなアップグレード項目や敵キャラクターの追加、QoLの改善などもおこなわれる。


『Blasphemous 2(ブラスフェマス 2)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/PS5および海外Xbox Series X|S向けに配信中。そしてDLC「Mea Culpa」および無料アップデート「True Torment Update」は、11月1日に国内配信予定だ。DLCの価格については11.99ドルと発表されているため、Steam版では1400円程度になりそうだ。