荒廃ファンタジーARPG『グリードフォール II:滅びゆく世界』&現代魔界セミオープンワールド『ヘル・イズ・アス』国内PS5版発表。共に2025年発売へ

『グリードフォール II:滅びゆく世界』

パブリッシャーの3gooは9月24日、アドベンチャーRPG『グリードフォール II:滅びゆく世界』とアクションアドベンチャーゲーム『ヘル・イズ・アス』のPS5版を国内向けに発表した。共に2025年発売予定で、パッケージ版も発売される。

両タイトルは、海外ではパブリッシャーのNaconから発表されていた作品。同社タイトルの国内展開を多く手がける3gooより、このたびPS5向け日本版が正式発表された格好だ。『グリードフォール II:滅びゆく世界』についてはローカライズも担当する模様。


『グリードフォール II:滅びゆく世界』は、2019年発売の『グリードフォール(Greedfall)』の前日譚を描くアドベンチャーRPGだ。開発は、前作および『スチールライジング(Steelrising)』などで知られるSpidersが担当。前作でのデ・サルデの冒険の3年前の世界を舞台とし、ティア・フラディ島の先住民である主人公ヴリーデン・ガーは、島が襲撃されたことによりガカネ大陸へと送られる。そこは、戦争によって荒廃したこの旧大陸で、疫病・マリコールが蔓延し、政治的陰謀が渦巻いていた。

本作にてプレイヤーはヴリーデン・ガーとなり、この地で自由を取り戻し、自らの運命を切り開くことを目指す。そのためには、外交力や狡猾さ、武力、そして味方の助けを駆使する必要があるという。そうして、世界を破滅へと導くある男の野望を打ち砕くのだ。前作からは独特な世界観が引き継がれる一方で、緻密な戦術が必要とされる新たなゲームプレイ要素も用意。また、ナラティブなストーリーとプレイヤーの選択により、展開が変化していく。

『グリードフォール II:滅びゆく世界』の国内PS5版は2025年発売予定だ。なお本作は、PC(Steam)版が本日9月24日より早期アクセス配信が開始されるほか、海外向けにはXbox Series X|S版の2025年のリリースも発表されている。


『ヘル・イズ・アス』は、セミオープンワールドが採用された三人称視点のアクションアドベンチャーゲームだ。開発は、『Mordheim: City of the Damned』などで知られるRogue Factorが担当。『Deus Ex』シリーズの近作などを手がけたJonathan Jacques-Belletete氏がクリエイティブディレクターを務めている。

本作では、国際的に孤立し内戦で荒廃した国家を舞台とし、主人公は自身の過去を解き明かすため、この暗い秘密が隠された国を渡り歩く。この世界では、古代の墓石やモニュメントのような姿をした超自然的生物カラミティが突如出現。現代兵器の通用しない異形の怪物であり、プレイヤーは古の時代に鍛えられ特殊な力をもつ武器と、相棒のドローンを駆使して戦う。武器には剣や槍、斧などが用意され、激しい近接戦闘が展開されるという。また、マップもコンパスもクエストマーカーもなく、プレイヤーの判断力が試されるストーリーとレベルデザインも本作の特徴となる。

『ヘル・イズ・アス』の国内PS5版は2025年発売予定だ。なお海外向けには、PC(Steam)/Xbox Series X|S版も2025年リリース予定として発表されている。