何でもあり博物館経営シム『ツーポイントミュージアム』来年3月5日より発売へ。“客の命の保証なし”の博物館運営、マニアック客をうならせる珍妙展示物でバズらせて稼ぐ

セガは9月20日、『ツーポイントミュージアム(Two Point Museum)』を2025年3月5日に発売すると発表した。本作は“ヘンテコな博物館”を経営するシミュレーションゲームだ。

セガは9月20日、博物館経営シミュレーションゲーム『ツーポイントミュージアム(Two Point Museum)』について、PC(Steam)/Xbox Series X|S版を2025年3月5日に、PS5版は同年4月17日に発売すると発表した。通常版の価格は3888円(税込)。

本作は、セガのグループ会社Two Point Studiosが手がける「ツーポイント」シリーズの最新作だ。これまでに病院、大学とテーマを変え、今回は博物館が舞台となる。


『ツーポイントミュージアム』にてプレイヤーは博物館の運営を任された駆け出しの学芸員となり、館内のデザインから展示物の収集、スタッフの管理、セキュリティシステムの構築までさまざまな仕事をこなしながら、来館者を楽しませるべく経営をおこなう。

博物館のレイアウトは自由にデザイン可能。テーマ別にエリアを分けて、展示室の内装をカスタマイズし、展示品を配置して自分だけの博物館を作り上げるのだ。来館者の満足度を上げるには、トイレやギフトショップを配置することも重要。また、来館者に展示物を楽しんでもらうために、ツアールートを設定してガイドに案内させることもできる。ツアーの評価が良ければ、来館者から多くの寄付金が集まるという。

 


展示物は、ほぼ素人の寄せ集め探索チームを世界中に派遣して収集。探索のルートを開拓していくなかで、新たな発掘地がアンロックされていく。希少で保存状態の良い文化財を見つけて持ち帰ることが目的となり、博物館に展示した後には、来館者になりすました泥棒や、展示物にちょっかいを出して壊してしまう子供などへの対応も求められる。

博物館には、恐竜マニアや植物マニア、あるいは幽霊マニアなど多種多様な興味をもつ人々が訪れる。そのため彼らを満足させるには、各々の嗜好にあった展示物を用意しなければならない。彼らを飽きさせず、滞在時間を延ばすような展示と施設を提供し、そうして寄付金を増加させ、博物館の評価を高めていくのだ。なお本作では「人食い植物」なども展示できるそうで、公式サイトいわく来館者の“命の保証ができない”危険な博物館を作ることもできるようだ。


ツーポイントミュージアム(Two Point Museum)』は、PC(Steam)/Xbox Series X|S版が2025年3月5日に、PS5版は同年4月17日に発売予定だ。通常版に加え、限定マップや先行アクセス権などが同梱される「エクスプローラーエディション」も発売される。予約購入すると、ソニック・シャドウの像やクレーンゲーム筐体、ソニック・テイルス・シャドウ スタッフ用コスチューム、限定ギフトショップアイテムなど、ソニックをテーマにした限定のゲーム内アイテムがプレゼントされる。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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