UE5製ジョッキー視点競馬ゲーム「ジョッキーレーシングゲーム」お披露目。 道中のポジション争いや仕掛けのタイミングなどの戦略を、ジョッキーになりきって体験

Blue Bulletは9月18日、「ジョッキーレーシングゲーム」を開発中であることを明らかにした。正式なゲームタイトルおよび対応プラットフォーム、発売日は未定。

国内デベロッパーのBlue Bulletは9月18日、「ジョッキーレーシングゲーム」を開発中であることを明らかにした。正式なゲームタイトルおよび対応プラットフォーム、発売日は未定。

本作は、Unreal Engine 5で開発される競馬ゲームだ。競馬ゲームというとシミュレーションジャンルの作品が比較的多いが、本作にてプレイヤーはジョッキー(騎手)視点でのリアルなレース体験を楽しめるという。

開発中のジョッキーレーシングゲームでは、Unreal Engine 5使用によりリアルなグラフィックとアニメーションを表現。公開されたスクリーンショットでは、競走馬にまたがってレース中のジョッキーの一人称視点での様子が披露されている。また、競馬場の風景を写したスクリーンショットも紹介されており、舞台は東京競馬場とのこと。こちらもリアルな再現を目指して開発されているようだ。

開発においては、ジョッキー視点でのリアルなレース体験が追求され、「スタート前の緊張感」「道中のポジション争い」「仕掛けのタイミング」「直線での追い比べ」などを通じて、レースの醍醐味を存分に味わうことができるという。追い出してからの鞭捌きなど、さまざまな要素によって駆け引きをおこなうことができ、単なるスピード勝負ではなく、ジョッキーの戦略が求められる本格的なレースを体験可能とのこと。

またプレイヤーは、伸ばしたいジョッキーのスキルを選択できる。「すっと息を入れられる折り合い技術」「ズブい馬を動かす技術」「華麗な鞭捌き」「変幻自在の折り合い」「後方ポツンの殿一気」といったスキルが紹介されている。一方で、スキルにはトレードオフ要素も存在し、「ズブい馬を動かす技術を伸ばすと加速力は良くなるものの、末脚の消費が激しい」といった例が挙げられている。ジョッキーや愛馬にあわせた、戦略的なスキル選択が求められるそうだ。


本作を手がける株式会社Blue Bulletは、神奈川県横浜市に所在するゲーム開発会社だ。コンシューマーゲームやVRゲームの開発をおこなっており、「Go Faster, Go Further」をスローガンに、最先端の技術と効率的な開発プロセスを追求し、高品質なインタラクティブコンテンツを提供すべく活動しているとのこと。

同社の「ジョッキーレーシングゲーム」は、正式なゲームタイトルおよび対応プラットフォーム、発売日は未定。今後開発が進むにつれ情報公開されていくことだろう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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