少女奥スクSTG『ミラージュフェザーズ』Steamで早くも大好評集まる。ローグライク風の「エンドレスモード」にハマりこめると評判

oyasumi製作所は9月7日、奥スクロール型STG『ミラージュフェザーズ』をリリースした。Steamユーザーレビューではさっそく好評を集めている。

デベロッパーのoyasumi製作所は9月7日、奥スクロール型STG『ミラージュフェザーズ』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は本稿執筆時点のユーザーレビューで99%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得するなど、好調なスタートを切っている。

本作は「疑似3DレールSTG」と銘打たれた奥スクロール型のSTGだ。プレイヤーは主人公ノタリとして、連邦の人工生命体「フェザー」を操作。奪われた親友ミロイタとの再会を目指して、無数の敵との戦いを繰り広げる。


本作では、大量の敵が放つ弾幕をすり抜けながら敵の殲滅を目指すハイテンポなゲームプレイが特徴だ。また「フェザー」にはロックオンシステムが搭載されており、細かいエイムを必要としないながらも爽快感のあるゲーム体験が楽しめる。さらに強化状態となる「オーバードライブ」にて、爆発的な力を発揮することも可能だ。ゲームプレイに花を添えるサウンドも持ち味であり、特にアップテンポのBGMはゲームスピードの速い本作とマッチし独特の高揚感を演出しているだろう。

色鮮やかなドットで描かれる戦闘シーンや舞台世界も特徴となっており、登場する少女たちのかわいらしくもどこか儚げなドット絵も本作の魅力の一つといえる。少女たちの関係性や、世界を敵に回して戦う理由は「ストーリーモード」にて描かれる。

本作は本稿執筆時点のSteamユーザーレビューにて約450件中99%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。先述したゲームプレイの持ち味やサウンドなどが評価されているほか、「ストーリーモード」クリア後のやりこみ要素「エンドレスモード」を魅力として挙げるレビューも寄せられている。同モードでは、敵の生成や自機の強化内容のランダム化によるローグライク作品のような楽しみ方が可能となる。ハイテンポながらのめりこんでしまう本作の魅力を延々と楽しめる「エンドレスモード」の存在は、特に好評を博しているようだ。

 


一方で本作のレビューでは、たとえば自機の装備を変更する際に装備スロットを順に回す操作システムなど、UI・UX面への課題を指摘する声もいくつかみられる。何度も周回して遊べる持ち味があるだけに、フィードバックも寄せられているかたちだろう。またoyasumi製作所はエンドレスモードにおいて稀に敵が出現せずゲームが進行できなくなる不具合が発生しており、原因を究明していることを伝えている。対処法として、ゲームを終了すればスコアとチップは正常に獲得可能だそうだ。さっそく高い評価を集める作品であり、今後のアップデートでの課題解消も期待される。

『ミラージュフェザーズ』はPC(Steam)にて配信中。9月21日まではリリース記念セールとして10%オフの540円で購入が可能となっている。

Daijiro Akiyama
Daijiro Akiyama

ゲームをすることと、ゲームの話をしたり聞いたりすることが同じぐらい大好きです。

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