魔法少女育成RPG『魔女の泉R』売上“7億円以上”の爆売れしていた。「圧倒的に好評」な自由度高め魔法修行&冒険ゲーム

KIWIWALKSは9月4日、『魔女の泉R』の全世界売上が500万ドルを突破したと発表した。本作は高い評価を受ける魔法少女育成アドベンチャーRPGだ。

デベロッパーのKIWIWALKSは9月4日、魔法少女育成アドベンチャーRPG『魔女の泉R』の全世界売上が500万ドルを突破したと発表した。本作はPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5向けに発売中。

本作は、モバイル向けを中心に展開されてきた『魔女の泉』シリーズの第1作目をベースに、新規ストーリーやさまざまなアレンジが導入された作品だ。ゲーム内は日本語テキスト・ボイスに対応している。


『魔女の泉R』の舞台となるのは、教皇によって魔女狩りがおこなわれている世界。森でひとりぼっちで育った主人公の魔女パイベリーは、幼い頃の記憶を頼りに、森の外の世界へと出ることを夢見て冒険する。そのなかでは、さまざまな人間や魔物、魔女などとの出会い、そして困難が待ち受ける。

本作にてプレイヤーは、日々のさまざまな修行をアレンジしながらパイベリーを育成し、冒険へと送り出す。おこなわせる修練の種類により彼女の成長する方向が決まるなど、自由度の高い育成システムが特徴のひとつで、任意の属性の魔法を自由に選んで研究し、自分だけの戦略を作ることもできる。また、フィールド探索を通じて、アイテムや魔法書、レシピなどを獲得。魔法素材を収集・合成し、パイベリーを成長させるための道具を作るのだ。

冒険においては、魔女を敵視する兵士や魔物などとのバトルが発生。物理攻撃や魔法攻撃を駆使したコマンドバトルにて戦う。一方、魔物はペットとして仲間になる場合があり、敵とのバトルなどにおいて助けになってくれるほか、ペットの成長要素も用意されている。

 


本作は、PC(Steam)向けに2023年9月にリリースされ、先日8月29日にはNintendo Switch/PS5版も発売。本稿執筆時点で、Steamユーザーレビューでは約4600件のうち96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得しており、またPS Storeでのプレイヤー評価も4.89(5点満点)と非常に高評価。さらに、レビュー集積サイトMetacriticのメタスコアも83(PS5版)と、メディアからも好評を得ている。

そして今回、本作の全世界売上が500万ドル(約7億2000万円)を突破したことが明らかにされた。これはNintendo Switch/PS5版の発売と同時に記録された数字とのことで、基本的にPC(Steam)版の売上のみということのようだ。売り上げた本数ではなく金額で発表されるのはやや珍しい。本作の定価(39.99ドル)をもとに単純計算すると、売上本数としては13万本前後といったところだろうか。ちなみに本作のPC(Steam)版は、今年5月末時点で売上10万本を突破していた。高評価を得てコンソール版もリリースされ、これからさらに売り上げを伸ばしていくことだろう。


『魔女の泉R』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5向けに配信中だ。今後については、新しい衣装のDLC配信が10月頃に予定されているほか、Xbox版のリリースも計画。Xbox版の開発自体は完了しているものの、リリースに向けた調整をプラットフォーム側とおこなっている段階だそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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