大好評ペンギンひたすら救助ゲーム『Penguin Helper』Steamで正式リリースされ、マルチプレイにも対応。みんなでペンギンを助けたり雪合戦を楽しんだり
デベロッパーのArtDockは9月4日、ペンギン救助ゲーム『Penguin Helper』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。
本作は、南極を舞台にペンギンたちを助けてあげるゲームだ。今回の正式リリースにより、オンラインマルチプレイにも対応した。
『Penguin Helper』の舞台となる南極にはたくさんのペンギンが暮らしており、広大な雪原にてその姿を見ることができる。プレイヤーはこの地を訪れた人間となり、ペンギン救助の仕事をする。南極上空では時折飛行機が通過し、好奇心旺盛なペンギンたちはその様子を見上げているうちに、仰向けにすっ転んでしまう。そこで、自力では立ち上がれないペンギンを起こしてあげるのが、プレイヤーの仕事である。
雪原を散策するなかでは、転んでジタバタしているペンギンをあちこちで発見でき、プレイヤーが起こしてあげるたびに数がカウントされていく。これが本作のメインのゲームプレイであり、カウント数は実績解除条件にもなっている。ほかにペンギンを撫でてあげたり、餌を与えたりといったことも可能だ。
ペンギンはヒナから大人までさまざまな個体がおり、見た目も動きもリアル。ペンギンは転んだからといって何か深刻な問題が起こるわけではなく、かわいいペンギンたちと交流し、ただただ癒される作品なのである。またプレイ中には、ペンギンにまつわる豆知識などがナレーションにて流れる。
本作は、今年6月にPC(Steam)向けに早期アクセス配信が開始。本稿執筆時点で、ユーザーレビューでは約180件のうち97%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。オーロラも発生する美しい風景のなか、ペンギンたちと戯れるだけながら、そのほっこりするゲームプレイが好評だ。
これまで開発が進められるなかでは2回の大型アップデートが実施され、先述したペンギンを撫でたり餌を与えたりといったインタラクト要素の追加や、ペンギンの見た目の多様化が実施。ほかにも、ペンギンに帽子を被せてあげられるカスタマイズ機能の追加や、昼夜のサイクルおよび天候変化の導入、飛行機の飛来数の調整などがおこなわれた。
そして今回の正式リリースに際しての大型アップデートでは、オンラインマルチプレイ機能が実装。フレンドを招待して一緒にペンギンと戯れたり、エモートでコミュニケーションをとったりできるほか、同時に導入された雪合戦を楽しむことも可能だ。ペンギンのカスタマイズアイテムの追加なども実施されている。詳しくはパッチノートを確認してほしい。
『Penguin Helper』は、PC(Steam)向けに配信中だ。