“開発期間約10年”の酒場経営シム『Tavern Keeper』11月6日についにSteam早期アクセス配信開始へ。クセの強い酔っ払い集まる、ファンタジー世界賑やか酒場運営

Greenheart Gamesは8月22日、『Tavern Keeper』の早期アクセス配信を11月5日に開始すると発表した。ファンタジー世界にて酒場を経営するシミュレーションゲームだ。

デベロッパーのGreenheart Gamesは8月22日、酒場経営シミュレーションゲーム『Tavern Keeper』の早期アクセス配信を11月5日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、日本では時差の関係で11月6日配信となるようだ。

本作は、ファンタジー世界に酒場を建設し、店主として経営し発展させていく作品だ。ゲーム内は日本語表示に対応予定。

『Tavern Keeper』では、王国のへんぴな土地に酒場をいちから建設。厨房やホール、酒を提供するカウンター、食材や酒樽の貯蔵庫など必要な部屋を作っていく。店内の設備や装飾などは、プレイ中に随時カスタマイズ可能だ。そして、店にやってきた商人から酒や食材などを仕入れて営業することとなる。

酒場の運営は、店員を雇っておこなわせる。キャラクターによって、給仕や調理、清掃、雑用といったスキルにおける長所・短所や、要求される給料が異なるため、どのような人材かを見極めて雇うことになるだろう。広告を出して募集をかけることもできる。そして店をオープンさせると、お客がやってきて店員たちがそれぞれの業務にあたる。


酒場にはさまざまな性格のお客が訪れ、またシナリオのあるイベントのようなものが発生することも。さらに、酒場内においては、温度や明るさ、汚さ、煩さ、燃えやすさなど複数の要素のシミュレーションが導入され、毎日多種多様なシチュエーションが発生する。それぞれの状況に対応しながら店の評判を高め、また店を拡充させたり、新しいメニューやドリンク、サービスを用意したりして発展させていく。

本作の早期アクセス配信開始時点で提供されるコンテンツや、開発ロードマップについては今後発表予定。おそらく現在配信中の体験版に収録されたコンテンツがベースとなるだろう。体験版は今年7月に配信開始され、すでに高い評価を獲得。この間には、独自の装飾アイテムを作成できるItem Workshopの導入もおこなわれた。なお体験版の内容は、ユーザーに本作への理解を深めてもらうため専用にデザインされたものとなっている。


本作の開発元Greenheart Gamesは、Steamのユーザーレビューにて「圧倒的に好評」ステータスを獲得しているゲーム開発会社運営シミュレーションゲーム『Game Dev Tycoon』を手がけたことで知られるデベロッパーだ。本作『Tavern Keeper』は、これまで約10年にわたって開発が続けられ、ついに早期アクセス配信が開始されることとなる。

『Tavern Keeper』は、PC(Steam)向けに11月6日に早期アクセス配信予定だ。また、体験版が現在配信中である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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